スピカ

日々の出来事をまっすぐ受け止めたりひねくれて解釈したりする体温低めなブログです。

定義山に行って来ました。

2012-05-21 21:17:52 | 旅行

なにせ、以前定義に行ったのは小学生の頃なので、
むしろ初めて行ったくらいな気持ちでした。
宮城県仙台市の作並温泉という温泉地の方へ向かうと、
今回行った定義があります。
ここの名物は三角の形をした大きな油揚げ。
三角定義と書いてあるのだけど、これは三角定規と掛けたのかなぁ。
如来像が奉られてる歴史を感じる場所なだけに、
そういう安易な掛け具合なのかどうか判断に困る。
でも、名物って後付なこと多いし・・・

仙台名物のささかまだって、あの形を笹と呼んだのは蒲鉾が作られたより後で、
そういえば笹に見えるよね、伊達政宗にも縁あるし笹でいいんじゃね?みたいな
理由で付けられたという説もあるし。ね。

お寺ではおみくじを引いたり、「南無阿弥陀仏」と念じたりしてきました。
絵馬も書きました。もう満喫してますね。


先週末はお天気がよくて、暑いほどでしたが、
そこにたたずむ五重塔は涼しげに見えました。

青空もきれいですね。

こういう場所では付き物の池にはたくさんの鯉が泳いでいました。
波紋に心惹かれるのは前にも書いた通りで・・
塗り重ねたような水の形がいいですねぇ。

石橋の上から鯉を眺めていると、
「人面魚いるんじゃない?」
と周りの人が言い出して、なぜに人面魚!?と思ったのですが、
帰りがけにその石橋を通ったときにも、
「人面魚が・・・」
と話している人たちがいたので、
鯉を見かけると人面魚を想起する、というのは一般的なことなのかなぁと思いました。
今度からわたしも探してみよう。


ん?あそこにいるのは・・・


あの2D感たっぷりの小僧さんは、「浄土くん」という名前で、
定義のマスコットキャラのようです。
マスコットとしてはパンチにかける見掛けと、
ありがたいんだかなんだか分からない名前が絶妙な微妙さを生み出しています。
彼といっしょに顔をはめる如来かなんかが並んでたら、
もしかしたら写真スポットになっていたかもしれませんが、
ご覧のようなぽつり具合なので、みんな素通りです。
彼のグッズは見かけなかったので、そのへんは観光組合の人たちも分かっているのでしょう。

ちょこちょこ写真は撮ったのに、名物の三角油揚げを撮るのを忘れてしまいました。
七味としょうゆをかけて食べるので、限りなくビールが飲みたくなる一品でした。

どこもそうなのかもしれませんが、山地に分け入ると、
こういう昔ながら?の観光地があってゆったりとした気分になりますね。
たまにはこんな週末も良いものだなぁと思いました。

最近復興ブームで注目されているみちのくですので、
定義にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
浄土くんを見る、くらいの気持ちで行けば、ずいぶん楽しめる場所だと思いますよ。


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