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~東京一人暮らし11年目の日記~

たいてい夜中にコッソリ更新されます。

LASEK体験記③~手術当日~

2011-09-13 | LASEK体験記

前回までのあらすじ>

2010年12月、視力矯正手術LASEKを受けると決心したのだ。

 

  

8月の無料検査から4カ月後だったので、再度適応検査からやり直しをすることになりました

有効期限の3か月を過ぎちゃったので仕方ないっす。。

(ここでもLASEK→レーシックへ変更になるか?と淡い期待を抱くも見事玉砕

 

手術にあたり、木・金と有休申請しました

 

<LASEK手術スケジュ~ル>

木曜日(有休):手術

金曜日(有休):翌日検診

土曜日(休み)

日曜日(休み)

月曜日(出勤):会社帰りに4日目検診

 

LASEKは少なくとも術後3日は回復時間が欲しい手術です

(ていうより、3日間は何もできないです)

木曜日に手術、金~日曜日の3日間を回復にあてました

 

 

<手術当日>

予約時間15:30

 

当日はお化粧に香水禁止、ムースもワックスもダメ

すっぴんさらすのは世間様に申し訳ないので、目深な帽子着用

 

予約時間の15分前にクリニックへ到着、

前日に記名押印した誓約書を渡し、支払いを済ませます

誓約書はコピーを戻してくれました

 

それから術前検査、呼ばれるまで待っていると、 

すごくマッチョなお兄さん(冬なのにTシャツ姿!)が私の前に手術室へ呼ばれて行く・・・

格闘家さんかな、同じLASEKかな、とその大きな背中を見送る

 

しばらくして看護婦さんに呼ばれ、移動

荷物はカギ付きロッカーへまとめてしまい、度入りメガネちゃんとここで別れを告げました

 

ありがとう、メガネちゃん・・・

 

氏名と生年月日にて本人確認、名前を書いた大きなシールを洋服の胸元にペタリ

患者の間違いが無いように、ですね

 

点眼麻酔してもらい、術後のお薬の説明を受けます

 

この時もらったのは、

飲み薬(炎症や細菌を抑えたりする薬)5日分、

目薬(同じく炎症・細菌を抑える)3種類、

痛み止めの錠剤、

痛み止めの目薬 

 

 

説明後、シャワールームのようにカーテンでいくつもに仕切られた隣の部屋へ

シャワーキャップもどきをかぶった姿で中のソファに座り、手術まで目を閉じて待ちます

途中再度麻酔点眼

 

時々ぼやけた天井を見ながら、このぼんやり視界を見ることは二度と無いんだな~と

感慨にふけっていると、スリッパの音がパタパタ

 

看護婦さんとの弾んだ会話(に、聞こえた)によると、先ほどのマッチョくんの手術が終わったらしい!

「おし!ラゼック怖くない!大丈夫!!」と自分に暗示をかけました。笑

 

そうこうしていると直前検査

ドクターから「何か質問ありますか?」と聞かれる。

ここまで来たら後には引けない・・・!

 

そのまま手術室へご案内

 

スリッパを脱ぎ、手術室の真ん中にデンと陣取った大きな機械付属のベッドに横になると、ウイーンと移動

たどり着いたのは閉所恐怖症の人はちょっとダメかもしれない、狭間 

例えるなら大きなミシンに挟まれた布が自分(イヤな例えだな)

 

まばたきしないようにまぶたを器具で固定され、眼球にも少し圧迫感がある何か(ワイヤー?)が取り付けられる

麻酔してあるのでもちろん痛くはないけれど、眼球が少し抑えられている感覚は分かります

 

冷たい液体が目にかかり、頬に伝う・・・(もちろん濡れないように押さえてくれる)

後から思えば、あれがフラップをめくるためのアルコールだったのかも

 

 

その後はただただ為すがままだったのですが、ここにきて急に不安が

 

あれ、手術って・・・見えちゃう(←この段階で?

 

妹から「レーザー当てるときに光が見えるくらい」と聞いていたけど、

この段階では見えていたんですよ(はっきりじゃないけど)

 

小学生のとき、まぶたの裏にものもらいが出来たことがあるんです

お盆中だったので、数日後に眼科に行ったら、すぐに切除することに・・・

まぶたをひっくり返され、目を瞑ることが出来ない状況で目にメスが近づいてくる恐怖を思い出しましたヒィィ

 

慌てて「手術って見えるんですか?」と聞いたら、

ドクターよりぼやけてほとんど見えないと思いますよ、との回答

もうしばらくしたらそうなるのかな?と思いました

  

機械についている白衣のもう男性が「〇秒です・・・〇秒です・・・」とカウントしている

 

そうこうしているうちに、表皮を剥いでいるのか、

先端が曲がった道具が目の表面で動いているのがぼんやりと見えました

ぼやけてはいたけど、意外と見えるな?という感じ

 

でもそれは、自分の目がいじられているというより、

目から十数センチ先に浮かび上がっているモニターの映像を、

水中から第三者として見ているような感じでした

 

だから怖くなかったし、麻酔が効いているので痛くも無い

 

その後はレーザー、眼球が動かないよう緑色の一点を見ているように言われます

ボーッとそれを見ていると、レーザーなだけにタンパク質が焦げる匂い・・・

(髪の毛を焦がした程の匂いではない) 

 

その間、「順調ですよ」と常に声掛けしてくれたので、非常に安心していられました

 

  

あっという間に両眼終わり、保護用のコンタクトレンズをパカッとはめる頃にはボヤけていた天井が良く見える!

「すごい!見える!!」と思わず声が出てしまいました

 

機械から降りるとその場ですぐ検査、何ごともなく先ほどのカーテンで仕切られたフロアへ帰還

リクライニングチェアに座り、ひざ掛けをかけてもらって目を閉じ、しばしの休憩

 

緊張していたせいか、ものすご~く喉が渇きました

(この時点でお水出してくれたらうれしかったかも~)

 

目を閉じてしばらくした頃、ドクターが声をかけてくれました

先ほどの質問「手術は見えるのか」を気にしてくださっていたようです

 

 

30分くらいの休憩のあと、そのままロッカーの荷物を取り出して帰宅です

(先にお会計済んでますし)

 

自前の保護メガネと帽子をかぶり、外に出ると17時

12月なのですっかり暗くなっているんですが、東京のネオンがよーく見える・・・んです、裸眼で!

このときは非常にクリアな視界でした

 

誰かとぶつからないか、ぶつけないかを注意してそのまま駅へ

無事に終わったことをあちこちにメールしながら電車で帰宅

 

途中でスーパーで買い物していたら、その帰り道から目が開けにくくなってきました

すごく眠いときのまぶたみたいな感じで、開けようにも自力で開けることができないくらい

どうやら麻酔が切れてきたようです

 

がんばって薄目を開けてようやく自宅到着

3日分の食糧は事前に用意して、余計な寄り道しないでとっとと帰るのが正解だと思います

 

 

帰宅後はベッドに倒れこむ・・・

ひたすら寝ました

ゴハンのとき、数時間毎の点眼と薬を飲むときは電気をつけるけど、できるだけ暗く、暗く

 

ほかの時間は、真っ暗に

光がまぶしくて、とてもとても電気をつけることができないのです

 

モグラです、完全モグラ

 

さっき送ったメールの返事が来るけれど、携帯画面が眩しくてまともに見れず、

濡れタオルをまぶたにそっと乗せて冷やしつつ、ひたすら寝てました

 

そういえば妹がレーシック受けたときは、

寝るときに眼帯の中身みたいな薄いプラスチックの覆いを目に貼り付けて寝ていたんですが、

LASEKは戻すフラップも無いし保護用コンタクトを着けているためか、

何もせずそのままでした

 

 

一番恐れていた痛みは、

痛いというよりタマネギがしみるような、涙が眼にしみる感じでした

 

この痛みを疼痛(とうつう)と表現するようですが・・・疼く痛み、なるほどなあと思いました

 

 

薬を飲むほどではなかったので、ひたすら冷やして寝るのみでした

激痛を覚悟していたので、MAXこれで済んで本当によかったです

気づいたら寝てたし

 

(去年、下の親知らず2本抜いたときもたいして痛くなかったので、

単に私がニブイだけかもしれないですが・・・

 

 

 

その④(術後の経過)へ続く

 

 


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