母が私のためにしてくれたこと
それは、「死んで勝つ気する!」
という言葉を教えてくれたこと!
かな?
そうでなければ、私自殺していたかも知れない…
母は、明治生まれの祖母にたいへんな思いをしていた。
ある時、あまりのひどさに、母は祖母と口を利かなかった。
そうしたら祖母は
「嫁が口を利かない。死ぬ!」
と言って食べ物を一切取らないで布団に寝ていた。
母は、自分のせいで姑が死んだとなると、世間体が悪い!
仕方無く、手をついて謝った…
そして母は、私たちに
「自分が悪いのに、死んで勝つ気する!どんなに勝ち気なんだか!」
と、教えた。
それを聞いて私は、自殺することは
人のせいにする最たるものなんだ、
ひどく悪いことなんだ!
自殺はできない!
と、深く心に思った!
私が、母を選んで生まれた理由のひとつは、きっとその言葉にあって、つらい時を自殺しないで生きること!
じゃなかったか?と、
思っています(。-人-。)