うんだもこら いけなもんな あたいがどん ちゃわんなんだ
ひにひにさんども あろもんせば きれいなもんごわんさ
ちゃわんについた むっじゃろかい めごなどけあるく むっじゃろかい
まこて げんねこっじゃ わっはっはー
あらまぁこれは どんなものでしょう わたしのうちのちゃわんは
毎日三回も洗っているから きれいなもんですよ
茶わんについた虫のことでしょうか それとも
かごをはって歩く虫のことでしょうか
本当に はずかしいことだ わっはっは
鹿児島市役所 Kakyo 支所 観光課さんのHPより転載させて頂きました。
ありがとうございました
小学校の時、この歌を歌を歌えないと「えぇー、歌えんとや~!?」とからかわれました。
歌えるように練習し、更に早口言葉のようにより早く、より早くと何回も歌ったものでした。
今も、鹿児島の小学校では歌われているようですよ
http://www1.neweb.ne.jp/wa/kakyo/kanko/song/song-02.HTM←メロディが聴けます
~この歌の素のお話~
ある茶店で客が「茶わんむし」を注文した。ところが主人、店員とも「茶わんむし」の料理名を知らない。
客は怒った口調で「茶わんむしがあるじゃろが・・・」主人は、客に出したお茶に虫がいたとかんちがい。
店員をよびつけ「おまえは茶わんを洗ったのか。お客さんが茶わんに虫がついていると言いよるぞ」
店員は「日に日に三度も洗っているんです。いったいその虫は茶わんにひっついていた虫でしょうか。
それともめごなどをはねあるく虫でしょうか。茶わんについている虫なら私の責任ですが。」と意気まくのに
主客大笑いという小学校で学芸会の劇中歌一幕(下記に詳しく書いてます)
~鹿児島弁講座~うんだもこら(あらまあ) いけなもんや(どうしたことでょう) あたい(私) まこて(まことに)
げんね(はずかしい) めご(めのあらいかご)
~「ちゃわんむし」の歌のルーツ~
1998・6・27南日本新聞記事から
1981(昭和56)年発行の鹿児島大百科事典を調べたところ、茶わんむしの歌は鹿児島の民謡や童話の発掘、保存に努めた故・久保けんおさんが大正末期、石黒ヒデが姶良郡の小学校で学芸会の劇中歌として作ったと書いてある。
石黒さんの娘、安子さん(70)の話
「不幸な生い立ちの少女が主人公の劇を母が作ったそうです。でもかなりセンチメンタルな内容だったので別の学校に転勤したよく年、最後の部分を作りなおし、そこで茶わんむしの歌をつけたそうです。吹雪の原から春の森へと抜け出て希望を見いだした少女らが、茶店へ入る。そこで茶わん蒸しを注文したところ、店の女性が「茶わん虫」と聞き違えた。」
その後ヒデさんは教師を辞めて上京、50年あまりたって、ふるさとで茶わんむしが歌われているのを知ったという。・・・・・・
茶碗蒸(卵とじ)のムシを虫と感ちがいした笑い話で、原作には最後のワッハッハは無く、また途中も多少ちがっている
参考文献「鹿児島大百科事典」(久保けんお)とのこと。
鹿児島県鹿屋市立寿小学校殿のホームページより転載させて頂きました。
ありがとうございました。
一度、歌ってみませんか?