義父の四十九日法要が終わり、我が家の日常は戻りつつあります。
曹洞宗のお坊さんにお説教をいただき、ちょっと考えさせられた事があります。
「輪廻転生」って、今まで私はただ単に「人として生まれ変わる」事だと思っていました。
違ってました。
この世の行い(業)によって、裁かれるのだとか。
殺生は勿論、盗みや嘘をつく行為は、最も厳しく裁かれるとされ、不貞行為や飲酒もしてはならないとされているそうです。
ちょっと真剣に考えちゃいました。
義父は、49日間の間7日毎に各項目ごとの裁きを受け、無事に浄仏できたのでしょうか。
そして転生の資格を得たのでしょうか。
私、毎日仏前に手を併せますが、今日までの自分の業を、悔いずにはいられません。
生まれ変われることはないかも…
せめて今日から、行いを正していこうと思います。
死してなお、苦行から逃れられなくなるのかと思うと、怖くて焦ってしまう私です。
蚊をペちっと叩いてしまう行為、ゴキブリに殺虫剤を吹きかける行為、人間を刺して死なせてしまう行為、どれも、ひとくくりで殺生とされるらしいです。