
早川町の野鳥公園(撮影:5月30日)


巣箱から下界を見下ろす・・・ムササビの赤ちゃん
2015年度の春の観察会は、初めての一泊の旅となりました。
宿泊場所は、南アルプス街道にある早川町の廃校を利用した「ヘルシー美里」という自然観察の拠点です。
車に分乗して到着すると直ぐに自然観察の開始となり、まずは近くの野鳥公園に出掛けました。我々の目的は植物観察でしたが、この地区ならではの植物には出会う事は出来ませんでした。
その代り、ラッキーにも出合う事が出来たのは、ムササビの赤ちゃんの姿でした。
3匹くらい巣にいたのですが、代わる代わる巣穴から顔を出す様子を観察することが出来ました。なかなか昼間には見る事が出来ないと云う事でしたが、我々を楽しませてくれました。

フォッサマグマの西の端・・・新倉断層
その後、岩石班の案内で、フォッサマグマの西の端である「新倉断層」を見学しました。
フォッサマグマは聞いたことがありますが、やっとその広がりを理解できました。

滝見コース:大塩の滝


滝への往復は荒れた山道でした!
その後植物班は、現地ガイドのお勧めで「滝見コース」に植物を探しに出掛けました。
意気揚々と出掛けたのですが、滝へのコースは結構な山道でしたが、立派な大塩の滝まで行きつきました。
ちょうど滝に虹が架かって綺麗でした。
帰路はまた大変! コース案内を見ながら下りましたが、予定のコースを外れて荒れた山道を何とか下りて宿に辿りつきました。
・・・と云う訳で、植物はあまり成果がありませんでしたが、思いがけずイイ(?)トレッキングを楽しめました。