フラット３５ってご存じでしょうか？

フラット３５ってご存じでしょうか？フラット３５は長期固定金利の住宅ローンとして注目を集めています。ローンを提供するのは銀行や、住宅ローンの専業会社など民間金融機関です。

フラット３５を、銀行の住宅ローンと比較してみると、

（1）金利が長期固定
（2）返済期間が20～35年
（3）保証料が不要、
（4）繰上げ返済手数料が不要

などの点で違いがあります。

フラット３５が提供されるようになった背景には、2007年3月末で住宅金融公庫による直接融資制度が廃止されたことがあります。これにより、住宅金融公庫は独立行政法人の住宅金融支援機構へと姿を変えました。そして従来の直接融資に代わる住宅ローンとして、サービス開始されたのがフラット35なんです。

フラット35の仕組みはというと、住宅金融公庫が行う証券化支援事業（買取型）を活用し、民間金融機関の住宅ローン債権を公庫が買い取って証券化して、投資家向けに発行するという仕組みになっています。

気になる融資額はというと「建設費・購入価格の最高9割」までが融資可能なんですね。もう一つの気になる項目は「金利」。銀行系の現況を調べてみると、大体2.8から3.2パーセントくらいの設定が多いようです。

一方、「SBI住宅ローン　フラット３５」の金利は現在2.73%となっておりかなり有利な金利ですね。SBI以外でも「楽天モーゲージのフラット３５」も注目されており、銀行系を向こうにまわし、検討しているようです。

住宅ローンって借りるときには、「金利」よりも、「毎月の支払い金額」に目がいきがちなものですが、しっかりと勉強して賢い選択をしたいものですね。