2015年2月15日、高知龍馬マラソン9時号砲。
快晴の空の下、7000人スタート。
みんな始めから飛び出すので、つられて走ると後でえらい目にあうので、
最初の5キロはおさえておさえてと言い聞かせながら走りました。
それはうまくいって、よしと思いました。
20キロの浦戸大橋は一気に50メートルの上り。
ここは話のタネに歩いちゃいけない、走って上るぞと、頑張って上まで走りました。
ここまではよかった。ほぼ思い描いたとおり。
ところが、23キロ走ったあたりでアクシデント発生。
膝が痛くなりだしました。えっ、練習で膝なんか痛くなったこたないのにな・・・やばいぞこれは。
太平洋の大パノラマを見ながら、ちょっと走っては歩き、ちょっと走っては歩きを繰り返しました。
絶対リタイヤはしたくない、幸い、歩いても膝は痛くないので頑張るぞ。
仁淀川橋の上はほとんど歩き、仁淀川ブルーで有名な川を見ながら頑張れ頑張れ・・・。
春野陸上競技場が見えた時はやれやれ、もう少し頑張れ頑張れ。
陸上競技場に行くまでの坂はとてもじゃないが走れません。
競技場のトラックを一周、カッコよく走りたかったけど足がだめ・・・
ゴールだけは何とか走りたいと頑張った・・・
ゴールの女の子がテープを持ってくれて、ゴール・・・
今年のマラソンはこうして終わりました。
思い通りにはいかなかったけど、こんな苦しいマラソンを完走できてよかったです。
いつもは、もっと頑張れただろうと自分に歯がゆい思いをするのだけれど、
今年だけは、よく最後まで頑張ったなあと、自分を慰めてやりました。
夢の母より