まりめろぶろぐ

今んとこ浮き草暮らしのその日暮らし。
いろいろ人生模索中ですよ。
日々のスナップ日記を思いつきで更新していきまつ。

あずみと悪魔の手毬唄

2006-10-10 00:03:27 | 日記
昨日今日と2本テレビで映画を見たっす。

ひとつは「あずみ」。原作は巨匠小山ゆう先生の漫画(スペリオール
連載中)。名作っす。そしてより残酷っす。映画も人がいーーっぱい
斬られて死にまくるけど、血が出まくるけど、漫画の方は罪もない
農民の一家が、退屈しのぎで焼き殺されたり串刺しにされたりそんな
漫画。戦国時代ってそういう時代だったんだな、って思わせる漫画っす。

映画の方は、まーあれだな、「時代劇」っつーより、「時代娯楽
エンターテイメント」として深く考えず割り切って見た方がいいって
いう作りに。それはそれでいいんじゃないでしょうかって感じ。

主演は上戸彩。殺陣がんばってたなー。んが、一つ思ったのは、原作の
あずみはハーフなんだよ。戦国時代でハーフ。もうなんか生まれながらに
消せない業を背負っているっていう設定。上戸彩でいいけど、いちおハーフ
っていう設定にして欲しかったっす。他の出演者も豪華。小栗旬とか成宮
とか瑛太とか岡本綾とか今旬の若手がいっぱい。仲間たちの運命も原作に
近く描かれてたっす。最初に二人一組で殺しあうところとか、怪我が元で
死んでしまう仲間とか。顔がダンボール色になってこわかた。成宮の最後
もよかったす。成宮は、まーーいろいろあるけれども(爆)、時代劇に向いてる
かもしれん。

この映画はなんつってもオダギリジョーの最上美女丸。もっと奇抜な演技
プランで臨んだらしいが、「お前はそこまでせんでいい」っていことで
ちょと抑え目(あれでも)になってしまったらしい。よかったっす。オネエ
言葉で~。キモくて~~。さすが演技派。イカれた敵役をノリノリで好演
しとりました。また見たいわ(笑)。

もう一本。今日「悪魔の手毬唄」見たっす。もう何度も見たけど、何度
見ても引き込まれるなー。オチが奇抜っていうか、横溝はんの気合を
感じるのよね、この作品には。横溝作品は、どれも何度見てもおもろい
っす。