イッセーくんとの会話

ひまわりの体調が悪くなるのと前後して、私もイッセーくんも仕事が忙しくなってしまい、イッセーくんは終電近くになってしまう日も続いています。
ひまわりのことについてはその時必要な最低限の話しか出来ない状態でした。


今朝、食事をしながら、ふっとゆとりのある雰囲気が出来たので、うちに迎えた時の隔離の話をして、イッセーくんの部屋に置くのがいいのでは…という話を進めていた時でした。

イッセーくんが、急に無言になって、涙を流しはじめたのです。
「…ごめん…昨日の朝、ひまわりを病院に預けようとしていて、でも連れていくことができなくて…」

イッセーくんもそれが最善とわかっていても踏み切れず、ただひまわりを見つめるしかない時間があったようです。

私も、泣いてしまいながら、でもホッとしました。
イッセーくんは喜怒哀楽をあまりはっきり見せるタイプではなく、長年夫婦をやっていても、ちょっとした言葉の端々で、あ、こういう気持ちなのね、と察する程度。

正直なところ、私一人でひまわりのことでうろたえている気持ちだったのです。
あ、彼も葛藤を抱えていたんだ、同じ気持ちだったんだ…

これが、私を支えてくれる大きな力になりました。


記事を書くばかりで、まったくお返事ができない状態で申し訳ないと思っています。
でもみなさんのコメントは何度も繰り返し読んで、泣きながら、感謝しています。

私の体調を心配してくださってありがとうございます。

昨日は、たっぶり眠ることができて、目の前の霧が晴れたような感じになりましたのでご安心ください。