『CATS』観てきました

⚠️ネタバレを含みます。

御了承いただきました上で読みすすめくださるようお願いいたします。

闇夜に光る、無数の目。
どこからともなく忍び寄る黒い影。
月の光に少しずつ浮かび上がるその姿は…

猫‼︎

「CATS」名古屋公演を観に行ってきました。
会場に足を踏み入れた瞬間、そこはもう猫たちの暮らす街。
こういった舞台を言葉で表すことはとても難しいなと思うのですが、もう、ただ、ひたすら猫たちが歌い踊る楽しい世界だということしか言えません。

始まりのシーンからぐわっと心を掴まれました。
やはり生の舞台は迫力が違いますね。
こちらの体も心も、いとも簡単に揺さぶってきます。


そして一匹一匹の猫ちゃんたちが全員可愛い！
よく観察されたのでしょうかね。しなやかに歩く姿、猫たち同士の挨拶、シャッと威嚇する声、甘える仕草…猫ってそうそう。


そこに加えて猫たちが個性豊かにそれぞれの猫生を歌い上げます。

いつも座ってばかりのおばさん猫、あまのじゃくで女の子にモテモテのオス猫、しなやかな肢体を持つセクシーなメス猫、グルメな太っちょ猫、リーダー格の頼れるお兄さん猫、皆の尊敬を集める長老猫…あなたの推し猫は誰？


その中に一匹、みすぼらしい格好をした老女猫がいます。かつては誰もが羨むグラマーな娼婦、でも今は誰も近づこうとしない寂しい猫生を送っていました。彼女が渾身の力を振り絞って歌い上げる「メモリー」は必見です。


コロナの関係で、演者たちが客席まで降りてくる演出はないだろうと思っていたのですが。

降りてきてくれました。

私はちょうど通路側の席だったので、舞台から降りてきた猫さんたちがすぐそばの距離で走り抜けていったんですよ。嬉しかった😊


ラスト、猫が私たち人間に語りかける言葉が胸にささります。目から溢れ出すものを抑えることはもうできませんでした。私もはる君の名前を大切に呼ぼう…。

カーテンコールも何回もやってくれて、みんな笑顔がキラキラしていて、とても素晴らしいステージでした。


※ちなみに「ご当地ゴミ」ですが、何個かあるようですが、私は一つだけ、グランパスのキャップしか見つけられませんでした🥲

🔼猫のネイルシール🐾