コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html
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10月20日記
発症から2週間以上経過したイネちゃんですが。
発症直後のことを思えば、少しは良くなっていることは確かなものの、いまだに前に進むことができず、グルグル時計の針のように回るか、後退することしかできずにいます。
認知症や脳疾患でも、グルグル旋回運動をしますが、イネちゃんの場合、途中で他のコリーズがセキュリティーを始めると、一緒になって吠えたりするのです。つまり、意識はかなりしっかりしているのです。認知症による旋回運動とは違います。
旋回中に、セキュリティーするイネちゃんの動画です。
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吠えるイネちゃん
セキュリティーは健在です
顔つきもしっかりしているので、脳に異常があって旋回しているわけではないと思います。おそらく、捻転斜頸が影響しているのではないかと思うのです。
とはいえ、多くの場合、捻転斜頸していても、なんとか歩けるようになるのですけど・・・。ヴィーも後遺症で斜頸したままでしたが、ちゃんと歩けるようになったし・・・。
なぜイネちゃんは前に歩けないのか、本当に不思議です。たぶん、イネちゃん自身は、なんとかして前に進もうと頑張っているのだと思うのですが。
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足はしっかりしているだけに、高速回転になっちゃって、最後は目が回って倒れるというパターンを繰り返しています。右回転なので、私が右側に立ち、壁になってみたりするのですが、そうすると今度は後ろにどんどん下がって行きます。ヴィーの場合、斜頸している方へ少し曲がって行ってしまっていたので、私が横に立って膝で少しヴィーの体を押すようにして歩いてあげたら、そのまままっすぐ進んでくれたのですが。イネちゃんは、「イヤイヤ」するような感じで、後へと下がってしまうのですよね。これはもう、やはりイネちゃんの性格の問題かも??
とにかく、「歩く」ということに関しては、全く進展はなく、ぐるぐる回転の挙句に目が回って倒れたり、物にぶつかって倒れたり、他の子が当たってきて倒れたりと、目が離せません。倒れると、今度は起き上がりたくてバタバタ暴れるので、そのたびに何度も起こしてあげるのですが、これを1~2時間の間ずっと繰り返すのです。もともと体力がある子なので、2時間ほどでまた目を覚まして~の繰り返し、特に深夜は寝ていられないので、夜だけでも鎮静剤を使うべきかと悩み始めています。
そんなイネちゃんですが、良いこともあります。長らく、強制給餌しないといけなかった食事が、自分で食べるようになりました。ステロイドは、すでに数日前からやめているのですが、食欲は健在なので幸いです。成犬用フードではなく、小粒で食べやすいパピーフードに、缶フードを混ぜ込んであげると、結構な勢いで食べちゃいます。老犬にパピーフード??と思われるかもしれませんが、食べる量が少ないので、パピーフードの方が好都合なのです。
あと、自分で水を飲めなかったのですが、大好きなミルクならお皿から飲むようになりました。もちろん、ミルクもフードも、体を支えて安定させてあげないと食べることができませんが。
それから排泄ですが、これが一番困っていることです。踏ん張れないので、排便も排尿も思うようにできません。排尿姿勢ができないので、排尿できなくて、ずっとウロウロしてしまいます。膀胱炎になったら困るので、横にして圧迫排尿させているのですが。
ヴィーもワカチーも、圧迫排尿をおとなしくやらせてくれましたけど、イネちゃんは・・・例のごとく、大暴れです。排便も、踏ん張れなくて便がでないので、思うように排便できず、夜も寝ついてくれないため、綿棒で刺激して排便をさせたいのですが、これもまた、大暴れ。危険なので、できずにいます。
とにかく、神経質なイネちゃん、何かやってあげようとするとイヤイヤが激しいので、苦労しています。
もともと、毛の手入れも大暴れしてさせてくれない子でしたからね(^^;)。
自分の体が思うように動かないので、余計に神経質になっているのでしょう。できるだけ、そっとしておいてあげるのが、イネちゃんのためには最善なのかな。
まだ脚力はあるので、なんとか前に進めるようになるといいんだけどなぁ・・・。
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