コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

イネちゃんの結果

2019-07-24 | イネス

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 昨日の続きです。

レインに引き続き、イネちゃんの検査結果の説明がありました。

開口一番、先生の言葉は・・・・。

 

 

 

「イネちゃんですが、不思議なくらい、なんともないのですけど」

 

 

 

というわけで、イネちゃん、血液検査の結果は「異常なし」でした。すべて、正常値の範囲だったのです。

 

 

まぁね、血液検査だけですからね、すべての病が、血液検査でわかるわけじゃないですからね。悪性腫瘍なんかは、最終段階にならないと、血液検査に異常が出ないことは普通にありますから。

でもとりあえず、ほっとしました。CRPは前回より下がっていて、完全に正常レベル。悪性腫瘍があるとCRPは上がることが多いので、ちょっと安心です。

ただ、よく見ると、正常値の範囲には入っているものの、ギリギリという項目がありました。血小板と、Caです。血小板は引くく、Caはレインと同じく、高め。血小板は出血を止める作用があるので、数値が下がると、出血が止まりにくくなります。最近よく聞く、血小板減少症は命に係わる病です。今のところ、正常値の下限ギリギリなのですが、要注意かなぁ。しばらくは歯茎や皮膚を要観察です。

 

ところで、イネちゃんのご飯ですが。

これが、強制給餌一回分です。鶏肉、豚肉、鹿肉、パン一個。パンの中にはビタミンサプリとビオフェルミン、病院で処方された薬を包み込んでいます。バターの香りが強い、しっとり系のパンなのですが、もともと好きだったので、比較的すんなり飲み込んでくれます。

でも、これだけでは体重が減ってしまうので、なんとかしてフードを食べてほしくて、どうせ強制給餌なのだからと、フード団子を作ってみることにしました。ミルミキサーでドライフードを粉末にして、水を加えて時間をかけてふやかし、団子にして強制給餌です。

フードと水だけなので、団子状にするのが難しいです。フードは1日200gくらい食べていたのですが、200g分の団子となると、かなりの量になります。なので、目標としては半分の100g(一日)にしました。朝と晩、半分ずつ強制給餌です。

崩れやすいので、2~3割は口からこぼれてしまうことを考慮して、あらかじめ130gのフードを用意しています。思ったより、すんなり飲み込んでくれますが、床や口元はフードでベチャベチャになります(;'∀')。

 強制給餌はのどの奥に押し込まないと、舌で戻されてしまいます。なので、指でできるだけ奥に押し込むのですけど、嫌がるイネちゃんに思いっきり噛まれる危険もあって、とても緊張します。実際、一昨日、親指を奥歯で噛まれてしまいました。痛かったです~~(:_;)。

ハジハジ、ワカコ、ローズは食べなくなっても強制給餌はしませんでした。余命がわずかだとわかっていたので、無理に食べさせるのはやめたのです。

つっちゃん、ジロちゃん(フェザー)には強制給餌をしました。二人とも若かったので、もしかして・・・って、希望を捨てられなかったからです。

イネちゃんは・・・。

 

老犬とはいえ、今はまだ、病気だとは診断されていないので、強制給餌に踏み切ったわけですが、果たしていいのかと、毎回、悩みます。一番楽しみなはずの食事の時間が、一番苦痛になるなんて・・・。

でもイネちゃん、今日は久しぶりに、お昼のビスケット配給の時、「ください」って来てくれました。みんな1枚ずつですけど、2枚食べてくれました。

悩みは尽きないけど、とりあえず今は、強制給餌を続けようと思います。そのうち急に、食べてくれるかもしれないと期待を込めて。 

 

 

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