コリー専門マザーレイク犬舎 http://motherlakecollie.sakura.ne.jp/index.html
ジロちゃんがいなくなっても、淡々と日々は過ぎていきます。過去を振り返ることは悲しいけど、ジロちゃんの写真が残っているので、UPしておきたいと思います。数年後、穏やかな気持ちで、この数日間のことを振り返ることが出来ますようにと願って。
2月2日はとてもご機嫌で、調子が良かったジロちゃんでしたが、翌3日からは急変してしまいました。私が恐れていた2月3日・・・やっぱり・・・です。どうしてか、具合の悪い子がいる場合、2月3日を境に、容態が急変するということが続いています。ローズ、ハジハジ、そしてジロちゃん。
この日から、あまり動かなくなりました。コタツの中にいることがほとんどで、庭に出てきても、すぐに戻ってしまいました。かろうじて、あまり嫌がらなかったメイバランスも嫌がるようになり、頑張って飲ませても、嘔吐してしまうようになりました。
他の子達が庭にでていても、ジロちゃんはここまで。玄関の中から、寂しそうにじっと見ていました。
誘い出すと、出てきたものの、ほとんど動かず、ここでずっと他の子達を見ていました。
お昼に頑張って飲んだ甘酒も、メイバランスも、すべて嘔吐・・・。以前は飲みこんだものがそのまま出てきたのですが、この日からは、嘔吐物も黄色に染まっていました。
いいこ、いいこ。
イネちゃんと。
ジロちゃんが調子を崩してから、さりげなくそばにいる母のイネちゃん。
目を閉じていることも多く、立っているのもしんどそうでした。前日はまだ走っていたのに。
夕方、暖かかったので、気分転換になるかもと、裏庭に出してみました。裏庭に出るのは夏の台風の時以来です。
ジロちゃんも早速、出ていきました。
ちょっと嬉しそうに、尻尾を振ってくれました。
いいこ、いいこ。
他の子達が大喜びで大運動会をしているのを、じっと見ていたジロちゃん。
そして、ここからは翌日の4日です。朝は9時過ぎにならないと、起き上ってこなくなりました。
とても穏やかな、暖かい日でしたので、少しの間、外に出てきました。
呼んでみたら、小走りに走ってきたジロちゃん。
ジロちゃんはどんな時でも、呼ばれたら走ってきました。この時も。
いつものように、尻尾をふって・・・・
笑顔じゃなかったけど・・・・
ジロちゃん、来てくれてありがとう。
思いっきり、いいこ、いいこ!
だけど、すぐに他の子達に邪魔をされちゃいました。
そして、この写真が、みんなと一緒の最後の一枚になりました。
もともと少なかった尿がますます出なくなり、一日1回になってしまいました。嘔吐してしまうので、強制給餌できる量が減り、一日にメイバランス1袋がやっと。投薬もままならなくなりました。
約一週間前の1月29,30,31日は比較的調子が良く、夕食の時間、自分のケージに入って頭をだし、ご飯を待っていたのでびっくりしました。とっさに、他の子のお皿を出すと(ジロちゃんは食べなかったので、用意していなかった)、パッと食べ始めたのです。ほんの少しでしたが。
自分でドックフードを食べたのは、1か月ぶりくらいでしたので、本当にびっくりしました。食べたのは日曜日と月曜日の夕方2回だけ、量もわずかでしたが、自分から食べてくれただけで、奇跡です。翌火曜日はリフレックスを使いましたが、久しぶりに台所をあさっているジロちゃんを見ました。
このままもしかして・・・と、期待はしたものの、火曜日の検査での数値は悪化を示していました。なぜこの時、食欲が戻っていたのか、わかりません。少しだけ、調子が良かったのでしょう。
人間も含め、動物は亡くなる前、一時的に回復したかのように、それまで食べなかったのが、急に食べるようになったり、歩けなかったのに、立ち上がったりすることがあるそうです。この時、ジロちゃんもそうだったのかもしれません。
そして、2月5日の日曜日。
この日は久しぶりの雨ということで、一層具合が悪いようでした。ほとんど動かず、こたつの中にいました。写真は朝9時、やっと起き上って、ここに寝転んでいたところを写しました。
具合が悪くなってからは、こたつの中にいることが多かったです。大好きな白いソファに乗ることもほとんどなくなっていました。
お昼過ぎまでは、なんとか嘔吐せずにいてくれたのですが、午後はまた嘔吐。
嘔吐物までが、黄色に染まっていました。
KISAKIさんのお心を思うと、言葉が見つかりません…。
健気なジロちゃん、最期までKISAKIさんの傍にいられて本当に幸せと思います。
でも、ジロちゃん…急ぎすぎだよ。
こんなに早く逝ってしまうなんて…。
KISAKIさんも本当にお辛いことと思いますが、
こうしてブログをアップしてくださること、
同じような症状に見舞われてるコリ男と暮らしている我が家としては、
言葉がうまく見つからず、こんな言い方はいけないのかもしれませんが、とても参考になります。
(けして悪意があるわけではありません)
こうすれいいんだ、こういう症状が出てくるんだ、と、
ひとつひとつの心構えが出来て、1日1日を今以上に大切に過ごせます。
有難うございます。
まだ心の整理はつかないと思いますが、どうかご自愛ください。
ジロちゃんのご冥福を心からお祈りします。