コリー専門 マザーレイク http://homepage3.nifty.com/mother-lake/
数日前に獣医さんへ行って、特に異常なしということで元気に帰宅したヴィーなのですけど。
昨日の朝、おトイレに出ていくまでは、元気いっぱいだったのですけど。
ふと、ヴィーがなかなか外から帰ってこないことに気が付き、行ってみると、玄関ポーチの下で倒れているヴィーが!!
ま、これまでも時々、不意に他の子がぶつかってきたときなど、倒れてしまっていることはあったので、特に心配もせず、起こしてあげました。立たせてあげたら、そのまま歩き始めたので、先に室内に戻ろうとしたところ・・・。
もう一度振り返ってみたら、ヴィー婆、また倒れてる・・・・(-"-)
「これは変だ」って、もう一度立たせてみたら、やっぱり変!!
すぐにまたしゃがんでしまうんです。下半身に力が入らない感じ??
歩くことができないと判断したので、バスタオルをお腹の下に通して後ろ足を持ち上げ、上半身を何とか立たせて、引きずるようにして室内に入れました。前足はしっかりしているのですが、後ろ足に力がないというか、体重がかけられない感じでした。
直前まで、普通に歩いていたこと、玄関ポーチの下で倒れていたこと、などからして、ヴィーがおトイレから戻り、玄関ポーチの段差を登ろうとしていたところに、他の子(たぶん、アホ)が激突、不意に倒されたことにより、おかしな転び方になってしまい、股関節か、腰のあたりを痛めてしまったのだろうと推測しましたが・・・。
とりあえず、介護ベストを着せ、介護マットの上に寝かせました。突発性前庭疾患も疑いましたが、眼振はなく、表情も普通でしたので、どうやら違うようでホッとしました。
ぐったりしていると思ったら、朝食の時間になると顔をあげ、いつもの調子でガツガツ食べました。ただし、寝転んで状態を起こした姿勢でしたが。
フードに消炎鎮痛剤を入れたので、その効果に期待して、ずっと様子を見ていました。
1時間ほどして。
起き上ろうとしたので、起こしてあげたら、ふらふらと歩きはじめ、補助なしでもヨタヨタ一人で歩きました。ただし、かなり危ない感じです。後ろ足が、今にもフニャッとなりそうな・・・。
外に出してあげたら、倒れそうになりながら、なんとか排尿をすませました。もちろん、介護ベストを私が持ち上げて、介助しながら・・・ですが。
そして、さらに1時間後。
また立ち上がろうとしたので、介助しようとしたら、自分で立ち上がりました。そのままフラフラと歩き、お水場へ。
ヨタヨタしながらも、自分でお水を飲みに行きました。
後ろ足がいつもより前にでています。体重がかけられないということです。
消炎鎮痛剤が効いてきたのでしょう、ふらつきながらも、なんとか介助なしでも歩くようになりました。ただし、やはり後ろ足が弱弱しく、体重がかけられない感じで、前足の力だけで、なんとか歩いている様子でした。
食欲はまったく衰え知らず(笑)
でもなんだか、前庭疾患以来、視野が狭いのか、見えているけど、見えにくい感じだったのが、ひどくなったような気がしました。おやつを持って行っても、すぐに受け取れません。どこにあるのか、わからないって感じ。
その後、玄関に歩いて行ったので、玄関の段差をベストで介助して下ろし、無事に排尿。
どうやらヴィーの場合、残尿感が続くみたいです。それで、一度トイレから戻ってきても、すぐにまた行きたがるようです。残尿感といえば、膀胱炎でなければ膀胱癌が疑われますが、膀胱癌の典型的症状である血尿がありませんので、その疑いはなさそうです。ローズは目に見えて血尿ではなかったですが、検査をすると潜血反応がありました。
で、ヴィーが介護マットを離れると、待ってましたとばかり・・・・
お~~い!!おっさぁ~~~ん!!
ちょっと!そこの黒い子供!!
という感じで、他の連中がすぐ乗っちゃうんですよね。夜なんて、最初はヴィーを寝かせておいても、すぐに他の子が寝ちゃってるし・・・・。それだけ寝心地がいいってことなんでしょうけど。
で、その後のヴィーですが、いつもなら30分以上歩いていても平気なのに、5分歩くとヘタるという感じでした。筋力は十分あるはずですので、歩けないのは痛みからだと思われます。
後ろ足の裏を、ちゃんと地面につけて歩いています。後ろ足がマヒしている状態ではないことをあらわしています。これが、ナックリング(足の裏が地面につけない状態)していると、マヒがあるということになります。その場合、変形性脊髄症(DM)が疑われます。コーギーにはとても多く発症する病気で、近所のコーギーさんも発症し、車椅子を使っています。大型犬ではシェパードに多いそうで、コリーにも発症例があるので、興味があれば、検索してみてください。
午後、プロパンガスの交換があったので、配達の人にセキュリティーしてました(^_^.)
でもよく見ると、後ろ足が「ハの字」になってます。昨朝立てなくなる前までは、ちゃんとまっすぐでした。後ろ足に体重がかけられなくなり、重心が前にかかっているので、このような感じになります。歩く時も、ずっと「ハの字」のままです。
お水を飲んでいる時も、こんな感じ。踵から下が、地面に垂直になって立っていたのに、昨朝からはつま先が前にでてしまってます。老犬になると、ありがちな立ち方なのですが、ヴィーはこれまでちゃんと垂直になっていたので、ちょっとショック・・・。
症状からして、後ろ足の関節が・・・というより、脊椎かなぁ?という感じです。どちらかの後ろ足がビッコなら、足を痛めたのかもしれませんが、両足ともに体重がかけられない感じなので、倒れたときに体をひねってしまい、腰椎あたりを痛めたのかも??老犬なので、変形性脊椎症はあるでしょうし。
その後も立ち上がることはできるようになり、玄関の段差だけ介助してあげれば、おトイレも自分でできるようになりました。ただ、やはり歩き方はふらついてますし、後ろ足が力ない感じで、10分くらい歩くとしりもちをついてしまいます。
夕方4時、いつものお散歩の時間になったら、急に起き上がって私のところに来ました。最近はお散歩を楽しみにしていて、最初は40分かかったコースを30分で歩くようにまでなっていました。昨日もどうやら、お散歩に行く気満々だったようですが・・・・しばらくはお休みするしかなさそうです。
昨夜は10時半くらいに就寝・・・といきたかったのですが、その後、30分~1時間おきにおトイレに出たがり、ふらふらしながらも、ずっとウロウロしていました。午前3時半を最後に、やっと落ち着いて寝てくれました。その後は不思議と、あまり水を飲まず、トイレにも行きたがらず、午前中はほぼずっと寝ていました。消炎鎮痛剤を朝食にいれたので、その影響でしょうか。
これまでは玄関をあけてあげるだけで、あとは自分で行って帰ってきてくれたけど、昨夜は外のポーチの段差まで下ろしてあげて、そのまま外で倒れないか監視し、戻ってきたらまた引き揚げてあげていたので、私は全然眠れませんでした(-.-)明け方、1時間半くらい寝たかなぁ。
今日は全体的に、日中は今までほど水を飲みませんでした。ただ気になるのは、水場にはいくのですが、水入れに顔を突っ込めないというか、水入れの場所がわからないような??です。もしかして、斜頸の影響で、頭を下に向けにくいのなぁ。
さらに夕食時、なかなかフードに口をつけませんでした。食べる気満々で、お皿まで来たのですが。ようやく口を付けたかと思えば、今迄みたいにガツガツではなく、ゆっくりボソボソ・・・しかも、途中で何度かやめちゃいました。前庭疾患の時でさえ、がつがつ食べていたので、急に心配になりました。結局、完食はしたのですが。
でも、おやつは欲しがるので、老犬独特のえり好みが出てきたのかな?もう老犬なので、何が何でもドッグフードを食べさせようとは思いませんけどね。
さて今日は、昼間よく寝ていたので、夜が怖いです(笑)
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大型犬の場合、10歳過ぎて後ろ足が衰えてきたとしても、病気を疑うことはないでしょうし、DMが3年かかって進行するとしたら、ちょうど寿命となる年齢です。なので、実際にはもっと発症犬は多いでしょうね。
確定診断の方法がないということもあって、実際の発症率などを調べるのは難しいと思います。
この病気のことを知ってもらって、まずは疑ってもらうということが、最初の一歩かもしれませんね。
ヴィーちゃん、お薬と安静が早く効いてよくなりますよう!