シンシンの経過報告

シンシン、本日無事退院しました！とっても元気です。
実はシンシン、昨日去勢手術を受けたのです。肺炎も落ち着いて、咳があまり出なくなったので、フィラリア治療の前に済ませておくことにしました。

何しろシンシン、ヒートじゃないのにヴィーやイネにお熱を上げていましたからね。もし絶対安静が必要なフィラリア治療中に誰かにヒートが来ちゃったら、それこそ大騒ぎしそうです。なので、事前に去勢することにしたんです。
シンシンの、ヴィーへの熱い視線が見られなくなるのは寂しかったですけどね。

それから、シンシンはずっと尿に血液反応があって、一時は赤いオシッコが出るほどだったんです。膀胱炎か尿結石を疑って、ずっと投薬をしていました。見た目に分かるほどの血尿は出なくなったものの、検査をすると血液の反応があり、原因ははっきりしませんでした。膀胱炎なら、そんなに長引きませんから。

それで、フィラリア陽性ということもあり、今回の去勢に当たっては、通常よりも念入りな検査をしてもらいました。肺炎が完治したわけではないので、心エコーや心電図、生化学検査、血液検査、尿検査、レントゲン・・・・とりあえず、全部やったという感じです。

結果、心エコー検査では、肺動脈に居座るフィラリア数匹を発見！！幸い、まだ数は少ないので、投薬で駆除できる範囲との事、予定通り、投薬によるフィラリア治療が選択されることになりました。
心臓の拡張はギリギリ正常値のボーダーラインでした。セーフ！！です。
このまま放置していたら、心臓肥大になっていたかもしれません。心臓は一旦肥大したら、元にはもどりません。なので症状が進んでからフィラリアを駆除しても、心臓が元に戻る事はないので、正常な働きが出来る範囲内のうちに治療が出来ればラッキーです。

心電図はとりあえず異常なし、生化学検査、血液検査も異常なし、尿検査は相変わらず血液反応ありでした。
レントゲン撮影では特に尿結石などは見られませんでした。

で、腹部のエコー検査をした時、膀胱の近くに異常が発見されました。それこそ、血尿の原因だったわけですが、実は前立腺炎になっていたのです。年齢的に発症するにはまだ若いということで、あまり疑っていなかったそうですが、思い出してみたら、マーキュンも5歳くらいの時に一度前立腺炎を患ったことがありました。
未去勢の牡犬には多い疾患です。根本治療は去勢ということなので、今回は丁度良かったということになりました。

昨日の午後手術をし、本日お昼前に無事退院しました。病院ではとてもいい子だったそうで、ご飯も完食したそうです。抜糸は1週間後、それまではガーゼが縫いつけてあります。あまり気にするようならエリザベスカラーを付けてくださいという事で、一応カラーをもらってきたのですが、今のところ全然気にしていませんので、エリザベスカラーは付けてないです。
去勢手術の場合はあまり気にしないので、エリザベスカラーを付けずに済むことが多いみたいですね。

さて、家に戻ったシンシン、特に普段と変わった様子もなく・・・いや、ありました。
あれほどスキスキだったヴィーに無関心・・・・当然ですが。

足あげシッコは既に習慣になっているので、今更オカマスタイルになる事はないと思いますが、マーキングは多少は減るかな。ある程度は癖になっているから、完全にはなくならないでしょうけどね。

1週間後に抜糸、その後も順調なら、今月中にもフィラリア治療にはいる予定です。それから2ヶ月・・・・ＧＷごろまでには元気なシンシンになれるかなぁ。そしたら、5月からは普通にフィラリア陰性のワンコとして、予防薬を飲み続ければいいわけです。早くそうなるといいねぇ・・・シンシン。

今回の治療費です。

麻酔　　　　　　　　　　　５，０００円
去勢手術（入院含）　１７，０００円
血液検査　　　　　　　　５，３００円
心電図　　　　　　　　　２，５００円
エコー検査　　　　　　　３，０００円
レントゲン１枚　　　　　３，０００円
投薬１週間分　　　　　２，６６０円
消費税　　　　　　　　　１，９２３円

合計　　　　　　　　　４０，３８３円　

通常の去勢手術の２倍くらいになっちゃいました。今回はフィラリア治療の前検査を兼ねてやってもらったためです。　

　

　

　

もうこんな↓姿が見られないと思うと、微妙に寂しいです・・・

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