コリーの大家族が棲む家

ラフコリーの大家族が暮らすマザーレイク犬舎。7世代にわたるラフコリー達との日々の暮らしを画像で綴ります。

続々ワカコさんのその後

2019-02-08 | ワカコ

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 つづきです。続がどこまで続くやら(^_^.)。

月曜日(2月4日)の診察の際、考えていたことを先生に伝えました。尿が出にくいようなので、膀胱がパンパンなんじゃないかと、就寝中に尿漏れするのは、圧力で漏れて出てきているのではないかと思ったのです。実は最初の下痢で病院に来た時、咳が出ていたので、胸部レントゲンと、ついでに腹部レントゲンも撮影していたのです。その際、膀胱が異常にパンパンになっているのがわかりました。その時、一時的にカテーテルで尿を抜いてもらっていたのですが。

それで、もう一度、カテーテルで膀胱内の尿を吸引して欲しいと願い出てみました。すると先生は、カテーテルを入れっぱなしにしておく、留置を提案してくださったので、そのようにお願いしました。考えてみれば、その場しのぎで尿を抜くのでは、毎日病院に通わなくてはいけないかもしれないし、病院が休診の時は困りますから。

寝たきりの犬の場合、カテーテル留置は良くある処置だそうで、マーキュンもやってもらっていたことがありました。だけど、ワカコのようにまだ自分で動き回ることができる犬では、どうなんでしょう。違和感から、自分で引っ張ってしまったり、他の犬達が悪戯したりしないかと心配でした。

ということで試行錯誤になってしまいますが、とりあえず入れてみることになりました。カテーテルはバルーンタイプで、膀胱内でバルーン(風船のようなもの)を膨らませることにより、抜けないようになっています。

陰部から膀胱までカテーテルを入れ、チューブを接続して尿を溜めておく袋につなぐという方法で、尿をためる袋は点滴の液の空容器でした。チューブは1m位あるかと思うのですが、かなり長くて、それをどうやって体の外で固定するか??が問題でした。尿を溜める袋もどうするか??です。

幸い、ワカコが来ていた介護ベストの持ち手部分にチューブを丸めて紐で固定、尿をためる袋はそのまま下に垂らす形でなんとかなりました。帰宅後、まとめたチューブの部分と、尿バッグをそれぞれ手持ちの巾着袋に入れるようにして介護ベストに括り付けてみたら、なんだかいい感じ。

上のがまとめたチューブを入れた巾着、下のが尿バッグを入れた巾着(すでに尿が溜まって重みで下がってます)。

どうしても、尿バッグの方が重いので、尿バッグ側にずれてしまいます。これは仕方ないのかな。

見た目には体からチューブが出ているし、痛々しいのですが、本人は全く気にしていない様子です。ちょっと後ろ足が「がに股」っぽくなってる気もするけど、気にする様子はありません。

そして、カテーテル留置後はどうなったかというと、病院から帰宅してすぐ、顔つきに変化がありました。どんよりと、生気のない顔だったのに、一気に目がキラーンとなり、食欲がありそうな感じなんです。早速、朝は全く食べなかったカステラを口元にもっていったら、勢いよく食べちゃいました。

調子に乗って、あれこれあげてみたら、全部食べてくれました。ドライフード以外は(笑)。

やはり、どうやら尿が出にくくなって膀胱がパンパンになり、それが苦痛だったようです。さらに、尿がでないことで腎臓にも影響が出ていたのでしょう。尿が出にくくなってしまったのは、持病が関わっているのだと思います。

尿は・・・ほぼ、血尿です(T_T)。膀胱内壁が荒れているところへ、カテーテルの刺激があって、出血しているのだと思います。でもこれは覚悟の上でした。時々、血餅のようなものも出ています。

その後もワカコの食欲は順調で、元の8割くらいにまで回復しています。ドライフードは缶フードを半分くらい入れないと食べませんが・・・。

血尿なので、鳥レバーも毎食トッピングしています。ワカコは鳥以外は下痢の原因になるかもしれないので、鳥のみ。

カテーテル留置により、食欲が回復したとはいえ、これはあくまで対処法です。治療ではないので、いつまでこの状態が維持できるか、分かりません。血餅が多いので、カテーテルが詰まりやすく、その度に病院に行かなくてはいけないかもしれません。実際、今日はピンチでした(汗;)。

再び食欲が落ちてしまう前に、食べられるもの、美味しい物を食べさせてあげたいと思います。

食欲は回復してきたけど、体力的にはしんどいのか、寝ている時間が長くなりました。そういえば、咳は激減して、ほとんど出てません。尿漏れも全くなくなりました。

カテーテルを入れる前は、余命一か月くらいかと思われましたが、少しだけ余命が伸びたかな。後は白血球の数値が下がってくれるといいんだけど・・。 

 

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