まるも日記

その日みつけた新しいこと綴ろうかな

大津祭 ’07-西行桜狸山

2007-10-10 23:39:53 | おでかけ滋賀

大津祭の元祖、西行桜狸山別名、狸山
「くじ取らず」の山で
毎年、全曳山の先頭を行きます。

JR大津駅から中央大通りを下ってゆくと
ちょうど狸山が午前の巡行を終えるところでした



大津祭の始まりは
江戸時代の初め、鍛冶屋町の塩売治兵衛が
狸の面をかぶって天孫神社境内で
踊ったのが始まりとされており、
やがて年老いた治兵衛のかわりに、
腹鼓を打つ狸のからくりをのせた屋台が
氏子町内を練り歩くようになったことからだそうです。


からくりは能楽の『西行桜』がもとで
西行法師が花から現れた桜の精と問答する様
そこから曳山の名前も西行桜狸山と変わったらしい。

能楽『西行桜』(wikipediaより)










塩売治兵衛の狸の面も展示されていました



狸山の曳き手さんは外国人の方が多いの
昨年も沢山のカメラマンに囲まれていました

で、でも
そんなことより私が気になってしょうがないのは
屋根の上のタヌキさん!

巡行中もからくりより
タヌキに目がいってしゃーなかった



このタヌキは他の12基の曳山の先頭にたって
無事に巡行が行われることや
その日の天候を見守るなど大役を担っているの



でも、その所作は
ぽんぽこ腹鼓をあらわしてるともいい
なんともユーモラスな雰囲気なのです


曳山町内にはいたる所に
タヌキの置物があって
この祭を大切にしていることが伝わってきました♪


 *



滋賀県はひこにゃんヒットの余波からか
キャラ作りが流行っているみたいで
大津祭も今年からちま吉というキャラを売り出してました





そのうち「着ぐるみ」も現れるか?!


■「ちま吉」誕生/宵宮に新キャラ投入
(2007年10月06日 asahi.com マイタウン滋賀)








◆関連記事◆
2006.10.8  『とりいそぎ報告』
2006.10.8  『大津祭-本祭』
2006.10.9  『大津祭-追記』
2006.10.10 『大津祭-宵宮(10/7)』








■大津祭曳山連盟ホームページ







(取材日:10月6&7日)
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4 コメント

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Unknown (蛙太郎)
2007-10-11 07:24:26
西行桜 能にありますね。
それを採っているのですか、勉強して行かなければりかいできないですね。
返信する
ちま吉♪ (花蓮)
2007-10-11 15:07:18
ちま吉♪かわいい。。。
西の人は可愛いキャラ作るセンスありますねぇ。。
誰か、こっちに来てそういうキャラを作って欲しいです。
ん~、でもうちの姪っ子や義理の弟に似てるような気がする。。。ちま吉って。。。
返信する
>蛙太郎さん (marumo)
2007-10-11 23:54:07
能の西行桜
蛙太郎さんはご存知でしたか!さすが~♪
大津祭のからくりは
謡曲や能楽、中国の故事を題材にしたものが多いようです。
その辺に詳しいとまた楽しみ方も倍増するんでしょうね~
世の中勉強することばかりです・・・
返信する
>花蓮さん (marumo)
2007-10-11 23:55:04
ちま吉気に入った?
姪っ子さんに似ているのなら
花蓮さんにもどこかにちま吉要素が…ある?

滋賀県はひこにゃんのおかげで
キャラ開発に火がついちゃったみたいです
でも、ひこにゃんを越えるキャラは
私の中ではまだまだ無いね
返信する