六道の辻の西福寺のすぐお隣
六波羅蜜寺でも精霊迎えの行事が行われます
こちらでも、お作法があるのかもしれませんが
よくわからないので簡単に
ここの迎え鐘は地下胴に吊り下げられていて
外に出ているヒモをひっぱり鐘を鳴らします。
様子を見る限りでは、結構力が要るみたい
境内には、萬燈会の準備がされていました。
スリランカに古くから伝わる
仏教徒の風習からのもののようですが
日本の万灯会の原形ではないかとのこと
暗くなるまで時間をつぶして
もう一度戻ってみると、
柔らかなオレンジの光が美しく揺れていました♪
釈迦ゆかりの菩提樹の葉と
仏塔のかたちを表しているそう。
昨年来た時は
これが五山の送り火の原形かと
勘違いしてたんですが
それは、ご本堂にありました
「大」の字をかたどった灯芯に火が灯されてゆきます。
「大」とは、密教の五大思想をである
「地水火風空」の五大を表しているそうです。
本堂内はとても厳粛な空気だったので
撮影はこれまでにして帰ることにしました。
お迎えの鐘の列がまだまだ続いていました。
鐘の音で迎えられたご精霊さんは
五山の送り火で帰っていかれます。
(取材日:8月9日)
◆昨年夏の記事◆
2006.8.11 『精霊迎え』
◆関連記事◆
2007.1.3 『歩き初め』
2006.1.5 『東山北部散策-3』
■六波羅蜜寺