日々の暮らしに
小豆のあんこが欠かせない私。
そんな私にとって
京都という土地はパラダイス。
そして、京都にある沢山の甘党やの場所は
たいがい抑えてあり、近くを通る時は
必ずチェックをするのですが
やはり人気のある店は行列必至。
地元ゆえ「次の機会に…」と
なかなか行けていない店が結構あります。
そんな中のひとつが
かさぎ屋さん
二年坂にある小さなこの店は
超人気店でいつ見ても行列。
それが、今回は訪れた時間が少し遅く、
シーズンオフということもあってか
珍しく行列がなかった。
やっと訪れたチャンスに
胸躍らせながらガラガラと引き戸を開けると…
---やっぱ満席。
でも相席でなんとか座らせていただけました。
このお店は大正3年からあるそうで
当時は隣に竹久夢二邸があり
竹久夢二もよく通っていたとのこと。
丁度私の座った席の壁には
竹久夢二直筆の水墨画の色紙が飾られていました。
さて、注文したぜんざいですが
これがまた私好み!
小豆一粒一粒がしっかりしており
やわらかい甘さが心地よくて何だか懐かしい気分に。
会計のときにチラッと厨房に
"おくどさん"(かまど)が見えました。
こちらで小豆を炊いているのですね。
「夏はカキ氷もおいしいので
またいらしてくださいね」
女将さんに声をかけていただきましたが、
いやいや夏まで待てません。
この味を知ってしまったからには
次回は行列に並んででも…
■かさぎ屋
かさぎ屋でぜんざい…やっと叶いました!