『ブラック・ダリア』

２週間ほど前、新聞広告で
この映画の存在を知りました。

監督：ブライアン・デ・パルマ(『アンタッチャブル』）
原作：ジェームズ・エルロイ（『L.A.コンフィデンシャル』）
出演：ジョシュ・ハートネット 、 アーロン・エッカート 、
　　　 スカーレット・ヨハンソン 、 ヒラリー・スワンク

この顔ぶれと、
実際にあった未解決の猟奇殺人事件が
ストーリーのベースというイケナイ雰囲気に
ドキドキするものを感じ早く見たいと思った。

内容はこちらから↓
『ブラック・ダリア』 - goo 映画



ネタバレ…かも？
知りたくない人はこれ以上読まないでね。



で、昨日見てきました。
まず、感想からいうと

消化不良なかんじ

女優志望の若い女（”ブラック・ダリア”）
を惨殺したのは一体誰か…
ということで、最後は犯人もわかるし
それまでの伏線も繋がってくるんだけど

そこにたどり着くまで
アッチコッチで「？」「？？」って
ひっかかったまま話が進んで行っちゃうので
なんか終わってもスッキリしないんだよね。

方程式の過程を抜かれて答えだけ
教えてもらったような。




一応、過程はあるんだけども
登場人物の名前が憶えられなくって…
名前・顔・背景が一致しないまま
走って行っちゃうんだもの、つらいつらい。

前述のような状態で映画自体に
イマイチ入りこめなかったのが残念だったけれど
ブライアン・デ・パルマの
大胆なカメラワークと緊張感抜群のショットには
どっぷり浸れて満足。
これはドキドキしました！




あと良かったのが
アーロン・エッカート！



フィルム・ノワールのセピアがかった世界に
エッカートのキャラがピタリはまっていてえーのよ～
彼の役柄リー・ブランチャードの背景を
もっと見たかったよぅ。

ちょっと２時間１分の枠では要素が多すぎたかな…
いっそ連ドラなんかでゆっくり贅沢に見たかった気がする。
この消化不良を解消しにもう一回みるか、
それとも原作を読むか…
どっちにしても『ブラック・ダリア』に
ジワジワ魅入られつつあるようです。


これから見に行くなら、登場人物の名前と相関図は
頭に入れといたほうがいいかもね。


■THE BLACK DAHLIA（公式サイト）







ヒラリー・スワンク…男を惑わす悪女…?
うぅ…つらいなぁ。やっぱマット・デイモンに見えちゃう

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