30日、桂離宮に初めて行ってみました♪
ドイツの建築家・ブルーノ・タウトが
「泣きたくなるほど美しい」と絶賛したという庭園を
一度見てみたいと思っていたのでした。
園内では、ガイドの方1名が付きっきりで案内をしてくれました。
ツアーの仲間は20名ほど。一緒にぞろぞろめぐります。
敷地約7ヘクタールの広い庭園ですが、
門をくぐってすぐに、庭を見せない、
築山や樹木を使って庭全体を見せない、など
数々の工夫が凝らされたエンターテイメント性のある庭です。
散策の途中で出会う風景がそれぞれ新鮮で、
そのうえどこから見ても美しいという
いままで出会ったことのないお庭でした。
ということで、存分に写真を撮りたい気持ちで盛り上がっているんやけど、
ガイドのおっちゃんの話もとても上手で、興味深く、聞き逃したくないかんじ。
1時間強のツアーを終えた後でも
すぐに2周、3周したいくらい面白かったです!
無料で見学できるのが申し訳ないくらい
内容の濃い訪問となりました♪
みなさんも機会があったらぜひぜひ行ってみてちょ☆
中央が盛り上がった霰こぼしの「御幸道」。
すその長い着物でも大丈夫なように水はけしやすい設計。
背の低い灯篭は、足元を照らすため。
夜の散策のために使われたのでは…とのこと。
ソテツの生える築山の手前は、
これから庭に入る前に身なりを整えたりする待合室的な「外腰掛」がある。
築山で隠して、ここからは、まだ庭の全貌が見えない設計。
手前に敷き詰められた石は「洲浜」、
その先の灯篭は岬の灯台に見立てている。
茅葺入母屋造りの茶室「松琴亭」
床の間やふすまにデザインされた青と白の市松模様がモダンな雰囲気。
園内で最も高いところにある「賞花亭」からの景色
「園林堂」本瓦葺宝形造り屋根の持仏堂
扁額は後水尾天皇の筆
「書院」
高床式の設計は、月を見るのにちょうど良い高さだとか、
隣接した桂川の氾濫に備えた設計だとか諸説あるらしい。
月を観賞するための「月見台」も備えている。
「月波楼」
すこし高い場所にある茶亭
こちらも月を眺めるのによい高さだとか。
池に向かう眺めがステキです♪
屋根の内側の形が船底のように組んである遊びのあるデザイン
紅葉も終盤ですが、キレイでした♪
今回の桂離宮訪問の手配は、
同行してくれたIさんにすべてお任せでした。
Iさん、なにからなにまでありがとう!多謝!
さいごに、
「下を見て歩こう」シリーズをひとつ♪
園内の地面に石を三つ組んだ穴があるのですが、
これは、雨水を逃がす穴だそうです。
昔からあるものではなく、近年作られたものらしいですが、
「これはひとつのマンホール?」と思い
写真を1枚撮ってみました(笑)
■桂離宮(宮内庁)
ポチ Please♪
(撮影日:11月30日)
「桂」ってね、「月」の意味があるそうです♪
明日から(2日、3日)人間ドック受けてきまーす♪