次に紹介するのはこれです。「チョコレートクリーム」と名付けています。フェンダーJAPANの’62年モデルのフレットレスのジャズベースです。学生の時に師匠からジャコを教えてもらい、友人からファームっていうバンド(ポール・ロジャースとジミー・ペイジが作ったバンドで、ベースはトニー・フランクリン)と最近のジャックブルースを聞かせてもらい、フレットレスへの憧れみたいなものがありました。それで、卒業してからすぐ位に楽器屋さんで新品を安く売っていたので、ほとんど試奏もせずに買いました。とにかく、自分の中ではネックがのっぺらぼうなところが気に入りました(実はコレがしばらく使うのを躊躇してしまう原因になるとは、その時全くもって思いませんでした)。買ってからしばらく使わなかった(使えなかった?)のですが、少し無理やり使い出した頃にまずピックガードを外しました。それで、思い切って弦高を下げてみました。そしたら、えらい弾きやすくなったので、嬉しくて1日中家で弾いていた事がありました。それから、最初、ラウンド弦を張っていましたが、音がイマイチだったので、今現在はフラット弦にしています。音の方はというと、フロントのピックアップを下げて、尚且つ少しフロントのボリュームを曲に応じて少し下げています。要するにミドル中心のジャコに近い音かもしれません。もちろんあんなに太くて音価のはっきりした音は出せませんが。こいつに関しては、とにかく音のピッチを保つのにすごく苦労しました。今でも苦労しています。気を抜くとすぐ音程が狂ってしまうので、こいつを弾くには少し精神力と体力が必要だと思います。去年の暮れアタリから、typhoon*ministersというバンドでメインで使い始めたので、やっとそれなりの出番ができたって感じです。いまだにちょっと自分の中ではまだまだ弾きこなしていないなあってところがあります。将来的にはこいつでドジャズもやりたいのですが、やっぱりトニー・フランクリンやジャックブルースみたいにロックもやりたいなあって思っています。
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