今日、ベースマガジンの10月号を読んでたら、氏の追悼特集が載ってました。思わず熟読。いろんなミュージシャンの人のそれぞれ長いコメントが載ってました。いやーもう、角松敏生と近藤房之助のコメントには涙なしでは読む事ができませんでした。後者はわたくし、以前にもLIVEを観ましたがそのメンバーでのバンドは解散だそうで、言葉では簡単に書いていましたがそれぐらい氏が大きな存在だったんだなあって。みんなそれぞれいろんな想いを綴ってはいましたが、この2人のシンガーからの絶大なる信頼の様子が節々に感じられ、その偉大さを実感した次第です。氏は確かにフュージョンと呼ばれるインストものをたくさんやってはいますが、基本は唄モノなんだなあって。たぶん、氏も↓の沼沢尚と同じで、ジャンルがどうのこうのって意識はなかったと思います。で、記事全体を読んでて強く感じたのは、どんなセッションやLIVE、レコーディングでも必ず予習復習して、現場では常に他のパートに指示を出せるくらい曲を把握していると言う事。それぐらい曲を理解した上でのあのベースフレーズ。あれだけグルーヴしまくる謎が少し解けたような気がします。ソロを取ることが別に嫌いってワケじゃないけど、それよりも曲を生かしたベースを弾きたいって言うことの現れだと思います。わたくしも最近そう思っています。それと、少し記事が載っていたのですが、ホンのたまにありえないくらいのミスをするらしくて、それってやっぱ基本不器用だから一生懸命コソ連してるんだろうなって。それも尋常じゃないくらいに。完璧に近いところまで最初からいけてるから、ちょっとしたミスがそういう風に見えてしまうのかもしれません。類まれなる才能というよりは、人一倍努力の賜物からなるエピソードなんでしょうね。
まだまだ書きたい事いっぱいあるけど、止まらなくなるのでやめときます。
氏よりもテクニック的に上手な人っているとは思いますが、音楽に対する考え方、接し方、ベースにおけるリズムの取り方やフレージング、メロディとの対比など、どれを取ってみてもわたくしにとっては最高のベーシストであるとともに追いつく事ってできないと思いますが、大きな大きな目標の一つです。
↓にも書いてるようにM#265が欲しかったりしますが、氏ばかりを追っかけてしまいそうで、買わない事としています。ホント欲しいんですけど。。。
お墓の方が一般の人もお参りしてもいいみたいなので、今度、マザステの東京LIVEの時に行こうと思います。
なんやかんやと書きなぐってしまいました。思わず熱くなってしまったので、文章がいつもにも増しておかしいかもしれません。。。