もうかれこれ10数年前に買ったベースアンプです。確か30W弱だったような。今でも現役で使っています。主にレッスン時に生徒の方々に使ってもらっています。全然ドンシャリではありません。もちろん、でかい音も鳴りません。ベースで言うところの中域が普通に鳴ります。ごくごく普通の音だと思います。素直です。むしろ、音質的にはそんなにいい方ではないかもしれません。でも、わたくしはこのアンプが気に入っています。わたくしにとっての好みのベース本体というのは、コイツで鳴らしてみていい音がするモノと考えています。今、レッスンでもこのアンプを使っていますので、いろんなベースの音をコイツで聴いています。相性っていうのが多少あるかもしれませんし、もちろん好みの世界でもあるのでなんとも言えないところがありますが、しっかりした音が出るベースかどうかがスゴクよくわかります。極端なイコライジングのプリアンプが積まれているベースなんかもわかりやすいです。わたくし、リペアマンじゃないのでそんなにベース本体の作りや回路の事は詳しくは無いのですが、いわゆるベース本体のクセみたいなものをつかむのに、コイツで鳴らしてみるとわかりやすいと思います。そう言えば、高出力のアンプって今でもそんなに興味がなくて、大きいアンプを所有していない時期とか、それほど大きい音が必要ない会場のときにはチョクチョクこいつをLIVEに持って行ってます。必要に迫られてココ数年は大音量用に高出力のアンプを持ってたりしますが、あくまでモニター用としての扱いです。周波数が存分に広い領域で鳴ってくれて、音抜け抜群っていうベースは確かにいいと思いますが、アンプ含めて鳴らし過ぎてもいろいろな意味で痛いと思うんです。それで、じゃあベースって楽器はどのあたりを出すのがいいのかなあって、自分なりに考えてみたらやっぱりこのアンプで素直に出てくるところかなあって思ったわけです。ということで、とりあえずやっぱり基本的にはコイツかなあって、思っています。若干、世間の流れから逆行しているような気もしていますが。。
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