クリップボードのテキストデータを取得

クリップボードのデータを取得するには GetClipboardData 関数を使います。(戻る)

1. クリップボードを開く(OpenClipboard)
2. クリップボードのデータを取得(GetClipboardData)
3. グローバル・メモリをロック(GlobalLock)
4. クリップボードのデータを表示(lpBuff)
5. グローバル・メモリをアンロック(GlobalUnlock)
6. クリップボードを閉じる(CloseClipboard)

クリップボードを［開く］～［閉じる］は、なるべく短時間で行うこと。

プロトタイプ宣言

BOOL OpenClipboard(
    HWND    hWndNewOwner    // ウインドウのハンドル
);

HANDLE GetClipboardData(
    UINT    uFormat         // クリップボードのデータ形式
);

BOOL CloseClipboard( VOID );

サンプル

HGLOBAL     hMem;       // 取得用のメモリ変数
LPTSTR      lpBuff;     // 参照用のポインタ

// クリップボードのデータを取得
if ( OpenClipboard(hWnd) ){
    if ( (hMem = GetClipboardData(CF_TEXT)) != NULL ){
        if ( (lpBuff = (LPTSTR)GlobalLock(hMem)) != NULL ){
            /*
            ここでテキストデータの lpBuff を参照
            */
            GlobalUnlock( hMem );
        }
    }
    CloseClipboard();
}

• hWnd にウインドウのハンドルを指定します。
• hWnd に NULL を指定することも出来ます。

関連記事

• クリップボードのデータをクリア
• クリップボードのテキストデータを取得
• クリップボードにテキストデータを設定
• ［HSP］クリップボードの操作(クリア・取得・設定)

---