大阪の今日の感染者は719人でした。
月曜日としては過去最高で、この増加率から判断すると1日1500人の陽性者が確認される日もあるかもしれません。
重症者の方はすでに300人を超えており重症者病床でフォローしきれない患者さんを中等症以下の病床で50人以上治療している状況です。
中等症以下の病床の使用率も1日あたり3%ずつ
上昇してきており、その割合は今日の時点で81%です。もう一週間もすればこちらもほぼ満床になります。
そうなると重症者の方を含め自宅待機かホテル療養を選択せざるを得ない状況になります。
感染者のピークはまだ先です。
今週後半から緊急事態宣言を行ったとして
前回の緊急事態宣言で宣言なれしてしまった
今に果たしてすぐに効果が見込めるかが不透明です。効果が現れるのは二週間程度先ですから
非常に深刻な状況です。
前回の緊急事態宣言時との差は
敵が変異ウイルスであること
まだ第四波のピークアウトが見えていない事
この2点が挙げられます。
吉村知事から謝意が伝えていますが滋賀県から
医療従事者の方々の応援体制が構築されました。私は大阪府民でも滋賀県民でもありませんが滋賀県の皆様に感謝と深い敬意を表したいです。ありがとうございます。
あとは国が医療資源をどう配分して行くかです。
大阪、東京、愛知、福岡をまず抑えられなければ通勤通学圏が重なる周辺の都道府県も同じ傾向を辿る事になります。
今回も大阪を抑えない限り兵庫も抑制ペースに入って行く事はないでしょう。
大都市の高齢者と現役世代にワクチンをまず
行き渡らせた方が日本全体としての感染者が抑えられる可能性が高いです。
重点的な支援策を打ち出してもらいたいと思い感染爆発が起きている地域の皆様のご無事を強く願っています。
東京も恐らく二週間後は今の大阪以上の波に呑まれているでしょう。
人流を抑えるためにもエッセンシャルワーカーでない方は自分が行なっている出張や帰省が本当に"今でなければダメなのか"を考えてみて下さい。
普通の判断力を持った上司なら今の時期は出張を命じたりはしないはずですよね…
この想いがノンエッセンシャルワーカー
の方々に届く事を祈っています。
Socially distanced but emotionally connected!