丸川珠代大臣に関して 女性自身さんから
知事たちの要請を受け、組織委員会は「まん延防止等重点措置」の期限である7月11日までに判断する方針を示したという。
この件について24日、丸川五輪相は産経新聞の取材に応じ、「地域ごとに感染の状況が違う中で、国としても知事の判断の権限は非常に大きいと認識している」とコメント。その上で、「仮に知事がどうしても慎重な判断をせざるを得ないときには、最終的に国は受け止めるべきだと思っている」と発言したのだ。
さらに続けて「仮に知事が人流の抑制が必要だと判断するときには無観客も検討しなければならないことは頭の中に置いている。基本的には観客を入れることとしているが、工夫できることがないか調整している」と述べたという。
■「当事者意識、全くなし」
「知事の判断」を全面的に押し出した丸川五輪相だが、誤解を招くことにはならないだろうか。全国紙記者が語る。
「埼玉県ではバスケットボールやサッカー、千葉県ではフェンシングやテコンドーなど午後9時以降に予定されている試合もあります。いっぽう首都圏1都3県では感染症対策として、現在、イベントの開催時間は午後9時までです。そのため観客の有無以前に、五輪競技だけ時間制限を緩和することは『矛盾している』といった指摘もあがっています。
しかしながら五輪に関する判断について、競技会場のある自治体の知事に決定権はありません。丸川大臣の説明ですと、『判断するのは知事』と責任を押し付けているように受け取られてもおかしくありません」
“最終的な判断は知事に委ねる”とも言わんばかりの丸川五輪相の発言に、ネット上では「無責任」と存在意義を問う声が相次いでいる。
《「判断」という表現が卑怯ですね。知事は要請する側で、判断するのはあなたでしょう? 判断主体を知事であるかのように表現していては、丸川大臣あなたは何のためにいるのでしょうか? 批判を受けない為に知事に責任を丸投げしてるようにしか、思えません》
《夜間無観客は知事判断でできる…ってこの方は言ってるんですかね? ならば昼間無観客も知事判断できるんですかね? その権限を大臣が認めた、ということでいいんですかね?》
《当事者意識、全くなし》
また、丸川五輪相はコロナ禍で五輪を開催する意義について問われ、次のようにも述べたという。
「アスリートがどれほどの努力を重ねてきたか、実際競技をしている姿を見ることを通じて、『これから社会を動かそう。自分たちの生活を、もう一度動かし始めよう』と思う勇気を分かち合う大会になれば素晴らしい」
「社会」や「生活」を持ち出すのであれば、もっと寄り添う姿勢が必要なのではないだろうか。
小池知事の療養期間が伸びるようです。
丸川珠代大臣の丸投げではない心のこもった対応を期待したいです