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男と女

男女間のすれ違い、違い、特徴についての科学的考察

男と女(はじめに)

2024-09-06 23:56:57 | 男と女

男と女(はじめに)

男と女は何故こうもいさかいが絶えず、また分かり合えないのだろうか。
この長年の疑問に解決の糸口をくれたのが、「話を聞かない男、地図が読めない女」という本だった。(日本で最初に出版されたのが2002年で、大ベストセラーになった)

その後、このような男女間のすれ違いについて書かれた本を幾つとなく読んでみたが、行きついた結論について今回まとめてみた。

男女間で、男性は女性に対して「何でそうなのか」「何でこうなるのだろう」と思う事、女性は男性に対して「どうしてわかってくれないの?」と思う事は多いと思うが、何でそのようなすれ違いがあり、お互いに分かり合えないのだろうか。

それは男も女も、自分と同じようにふるまうことを無意識のうちに相手に期待しているからだという。
しかし、男と女には単に身体的な面だけではなく、思考方法、好み、価値観など精神的な面でも多くの違いがあり、従って、この違いをまず認めることが、お互いを理解に近づけるためには必要とされている。

では、どのような違いがあるのか、何故そのような違いが生じるのか。
それには脳の構造、働きの違い、そしてホルモンの活動が大きく影響しているようである。
そしてこのような脳の構造、働きの違いは、人類の長い歴史の中で、環境適応のための進化、つまり遺伝子の変化で生じたという説が納得しやすい。

ここでは男女間の違いを、単に現象面だけではなく、科学的な説明と根拠を踏まえての分析、整理となっている。

また脳やホルモンの作用、影響などについては専門的で分かりにくいところもあったので、専門書などで調べた事を整理して書き出しておいた。

なお男女の性差と言っても、それには個人差、例外もあるということは言うまでもなく、ここでは、それらを認めたうえでの一般的な男女の違い、特徴についての考察であることを述べておきたい。

(追記)

この考察を始めたのは「男女間にはなぜすれ違いが多いのか」「男女はなぜお互いに分かり合えないのか」をテーマに、男女の性差について考察し、それを科学的、生物学的に理解することだったが、その後、男女に特有なこと、興味深いこと、或いは疑問に思っていることも追加して記載することにした。
(これら追加して記載したものについては、科学的な説明のないものもある。)


(2022/7/19)

 

 


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1 コメント

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マルテンサイト千年ものづくり (特殊鋼マニア)
2024-09-12 15:22:43
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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