フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

ホームページを見てのご来店

2004年12月10日 21時30分07秒 | ゴルフフィッティング
ホームページを作り、この独り言をのたまい始めてはや一ヶ月。店にホームページをプリントした物を持参してご来店されたのは、隣町・小郡町にご在住の○様。

最初はどこかメーカーのホームページの内容かと思っていたら、当店のホームページを見て来店されたと言う。お電話やメールはあちこちから頂いているが、こうして実際にご来店頂いたのは初めての事で、嬉しいと同時に少し緊張してしまう。

既に他店でミズノMP-30 S200 を試打されていて、心は既にそちらに傾いているらしく、ミズノゴルファーズランドのホームページを見てから、当店のホームページにたどり着き、初めてのご来店だとか。

早速、スイング診断を始める。スイングプレーンが異様にアップライト(65°)で、ヘッドスピードも低めの36m/s(6番で)。フレックスアナライザー値は何度試しても3。このままではMP-30をお奨めするには少し躊躇してしまい。思い切ってアドレスを変えて頂かないとMPは難しいと思いますが、アドバイスさせて頂きますからお聞き願えますかと伺う。

「はい」と素直にご返事頂き、すかさず前傾姿勢とグリップの位置についてスイングドクターを見て頂きながら変化させて頂く。一言で言えばボールに近すぎて、グリップ位置が肩より内側になっていて一番パワーが出にくいアドレスだったのだ。

アドレスを変えた途端にヘッドスピード40m/sまで上がり。打ちにくいですかと尋ねると「いえ、この方が振りやすいです。」と良い感じ。これならMPでも条件付きで大丈夫だろうとシャフト診断。ダイナミックゴールドが一番良い、少し硬いのを承知の上で、将来性に掛けてS-200に決定。長さも既製品より0.25インチ長くさせて頂く事に。

ライ角度は6番で63°と少し控えめにアップライトにさせて頂き。(これでも既製品より3°アップライト)グリップは、指が長く25cmのグローブ使用と言う事からも、グリップ未装着で工場を出荷して貰い、入荷段階で店で太めに(特に右手部分を太く)装着する事にする。

○様の場合は、あこがれのクラブにスイングを合わせる事が体力的に可能だったので、少しアドレスに注意して頂ければ十分にマッスルでも使えるようになられる筈だ。しかし今後もスイングチェックの必要がありそうなので、クラブを買ってお終いではなくて、最低でも1ヶ月に一度以上お通い頂く事を条件に今回のカスタムオーダーお受けさせて頂いた。

※ 画像の説明
   左が最初のアドレス(グリップが体に近い)右が変更後のアドレス。
まだまだ、クローズドスタンスや前傾姿勢の深すぎ等、直すべき所はあるが、あとはクラブが出来上がってからにしようとお話ししている。
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