
2年前に始めてミズノがボールを発売した時に「瓢箪から駒が出るかも」と書いた(ミズノからボールが新登場!でご紹介)が、次々に新しい物が増えて、正直言って選択するのに迷う様になって困惑していたのだが、2年ぶりにフルモデルチェンジ。\(^o^)/ ワーイ!!
新たに出たのは3ピース構造のクロスエイト ツアー322 とクロスエイト ツアー352S の2種類。先に出ている4ピース構造のクロスエイト 401とすっきり3タイプになった。\(^o^)/ ヤッタ!!
ボールの詳細はミズノのホームページを参照して頂きたいが、このクロスエイトシリーズ、コアが直接外皮に触れているところが他社の物と絶対的に違う所。
今でこそ3ピースや4ピースが一般的になっているが、クラブが直接触れるのは所詮外皮だけである。打ったそのエネルギーがコアに伝わる際に途中に異物が挟んである訳で、打った瞬間に、外皮とコアの回転ズレが生じる現象が起きているそうだ。…_¢(0_0ヘ)フムフム
そのズレがスピン性能に影響を及ぼし、各社とも設計にかなりの苦労を強いられているとの事。と言う事はパワーロスもあるかも知れない訳である。これはフィッターの単純な考えだが、ただ飛べば良いのであれば構造が単純なツーピースボールが一番だと考えて疑わない。(^^)/“キッパリ !
では何故3ピースや4ピースにするか?、それは打感の改善や番手別のスピン性能を変化させる為である。それならば、このクロスエイト構造は強いて言えば2.5ピースと言うべき、コアをロス無く起動出来る訳で、その羽根部分の大きさや長さを変える事で、飛びアップとスピン性能を自由にコントロール出来る事は間違いない。
したがって、2年前に「瓢箪から駒が出るかも」と書いた所以である。しかもこのアイデア。もともとコアをピッタリとセンターに合わせて製造する方法が他社の特許で雁字搦めで困り果ててた時に、若い研究員の「コアって丸くなくてはいけないんでしょうか?」の一言から為し得た成果だと言うから面白い。(O_o)WAO!!!
「何事も困難があって始めて進歩がある。」と言う見本の様な話である。ジャンジャン売れているメーカーや小売店には本物の進歩はないのかもと考えるフィッター。(^o^;アセアセ・・
※ 画像は本日入荷したクロスエイト ツアー322 とクロスエイト ツアー352S。
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