
昨夜からの大雪で、一面銀世界。さすがに何処のゴルフ場もクローズになったらしい。朝一番に萩の“K”様がご来店。「昨日から泊まりがけで今日は忘年コンペの予定だったのに中止、それで気になっていたドライバーの点検に来た。」との事。
“K”様のW1はこの1月にお買上頂いたキャロウェイERCフュージョン、拝見するとネックに隙間が空いている。これはネックの接着不良による抜けかけ状態だろうと少し力を入れてみると見事に抜けてしまった。(+。+)アチャー。
普通ならすぐに再接着するところだが、接着面がシャフト側もネック内部もピカピカ状態で、これでは接着剤が可哀想なくらいで、あまりに酷い組み立てに激怒するフィッター。時間は掛かってもメーカーに送って対処を求める事をご了承頂く。その後でアイアンフィッティングを昼迄ゆっくりお楽しみ頂いた。
昼食に出ていると携帯が鳴る。フィッターの長兄が久々の来店。「今日はコンペの予定だったのに・・」とこれまた雪の被害者。「最近飛ばなくなったんだけど、俺のヘッドスピードは幾らくらいだったかなあ?」と、確かヘッドスピードは41m/sくらいだった筈。マジェスティー・プレステジオのSRを短めにカスタムオーダーした物を使っている。
久しぶりにスイングチェックしてみるとヘッドスピードは38m/sしかない。額に汗を掻く程色々自分で試しているが、39m/sが精一杯で飛球はほとんど右に出ており気の毒な程である。スイングドクターで見る限りそんなにスイングが変わっているとも思えないが、グリップが異様にウィークグリップになっているのを発見。そのままの形でシャフトの端を左手で握って綱引きをして貰う。ズルズルと抜けてしまう。もっと力を入れてと言うとストロンググリップに。その事を指摘してその形のままでグリップして貰うと物の見事にヘッドスピードは41m/sまで上昇。弾道もストレートになり、飛距離も230yまで出て来て、まずはご満悦。
※ 画像は長兄のW1とI7のインパクト。学生時代からの独学なのでフィッターも無闇には手が付けられない。(^_^;;
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