フィッターの独り言

ゴルフショップ「マスターズゴルフ」のフィッターが徒然なるままにつぶやいてます。

重心距離でこんなに変わる!?

2007年03月25日 21時20分59秒 | ゴルフフィッティング
朝一のご来店は、先日、マルマン コンダクター パワーフォージド アイアンをお買上下さった市内の“T”様。「まだラウンドはしていないけど、練習場では前のアイアンより良く飛んでいて良いようですよ」と仰って下さる。 \(^o^)/ ワーイ!!

以前はカーボンシャフトでヘッドも重心距離の長い物をお使いだったのだが、リストターンタイプのスイングをされる“T”様には、もっと重心距離の短い物が良いようだと判断して、マルマン コンダクター パワーフォージド NS950GH(R)にして頂いたのだが、やはり正解だったかと安堵。\(^o^)/ ヤッタ!!

「今日は1Wを」と仰って下さり、小さめヘッドで重心距離の短い物を中心にお試し頂こうとすると、もっと大きなヘッドの方が良い」とリクエスト。しかし、大きなヘッドではやはりどれも今一で、妥協点として 
ゼクシオ 10°(SR)をお試し頂くと殆どセンターに打点が集まり良い感じに打っておられる。 (゜_゜)(。_。)ウンウン

「これが良いなあ、これにしよう。」と仰るのを遮って、「こちらは同じゼクシオでも、更に大きな460CCです。一度お試し下さい。」と新しく発売になった
ゼクシオ 460 10°(SR)を打って頂く。 ありゃりゃ、全く当たらない。バランス、固有振動数、全体重量ともに殆ど個体差はなく、思い当たるのは重心距離だけである。こんなにも違うとは・・。(O_o)WAO!!!

大きいヘッドが大流行の昨今だが、リストターンタイプのスイングをされる方は、くれぐれもお気を付け頂きたい。 (^人^)、オ、ネ、ガ、イ。

※画像は“T”様に打って頂いたあとのスイングセンサー・シール。左が
ゼクシオ 10°(SR)で、右はゼクシオ 460 10°(SR)

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