松山青色申告会青年部 部長林です

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年金機構のモニター会議に行ってきました

2011年11月30日 | 日常の出来事
昨日 国民年金の代表として 年金事務所のモニター会議に行ってきました
正直この依頼が来るまで 年金事務所についても知りませんでした
色々な方にお聞きしても 年金自体に不満はあるが 年金事務所についてはさほど不満も無いとのお言葉
皆さんのご意見も 混んでいる時は待たされるが さほど気にならないとのご意見でした

マスコミでもマイナス面はかなり報道されるのですがプラス面はあまり話題にもならず 機構の方も頭を抱えておられました
実際 お役所関係の方々の広報は あまり上手とはいえないきまします

今年 年金についてのエッセイを募集したそうです 
こちらも広報不足か 50通ほどしか来なかったそうですが 最優秀賞に少しジンと来たので 貼り付けてみました。


〈最優秀賞〉
青森県 飛嶋さん(50代 女性)
私は、現在遺族年金を受給し働きながら生活をしています。
今さらながら年金の事を若い人達にもっと知ってほしいと思います。
年金は、老後にいただいて生活の糧にするだけではありません。子供と私は、遺族年金の
おかげでなんとか生活ができています。
私の場合は、29 才の時に夫が突然不慮の事故で亡くなりました。
生命保険も入ってなく、労災保険も家族で経営している小さな会社の役員という事で対
象になりませんでした。
夫が亡くなった時は妊娠中でした。悲しみの中、お腹の赤ちゃんに蹴られて思ったもの
です。「この子はちゃんと無事に産もう。」と。
でも、そう思えば思うほどに子供を一人で育てる事の不安が襲って来ます。その頃は、
遺族年金の事を知りませんでした。
赤ちゃんが生まれてしばらくした頃に役場の方からお知らせをいただきました。子供の
分と合わせて月に8万弱いただけるそうです。まだ働けない私にとってほんとにありがた
い事でした。
周りの人のお世話になりながら生活をしてましたが、「おむつ」も「ミルク」もいただい
た年金で買う事が出来るのです。感謝しかありません。
子供が小さい時は内職をしました。その後は働きながら職も生活環境も変わる事もあり
ましたが、この年金受給が支えとなり生活して来られました。
ある年の正月の事です。甥っ子にお年玉をあげると、私からはもらえないと言います。
「なんで?」と聞くと我家に「お父さんがいない」と言います。
甥っ子の成長に驚かされ、そのやさしさを感じながら小さい子に気を遣わせていたのか
と思うとうれしいやら情けないやら…。
そこでパッと私の頭にうかんだのが、「お父さんの給料」という言葉です。
さっそく「心配しなくてもいいよ。お父さんからちゃんと給料が届いているし、私も働
いているから。」と話し、お年玉をあげる事が出来ました。
この事があってから私の気持ちが変わりました。
年金をもらっている事を人に言うのが心苦しい気がしていたのですが、主人からのお給
料だと思うと何やら主人が生きている様でうれしい気持ちになるのです。
お父さんありがとう。
おかげ様で今は子供も成人しております。まだ仕事が決まらずアルバイトをしておりま
すが、20才を過ぎているので国民年金を納めなければいけません。
私共の生活は決して楽ではありません。ですが、遺族年金をいただき助けてもらった事
を思うと納めない訳にいきません。がんばって納めています。
年金には保険という文字がつきます。若い人の負担が増えると言われており申し訳なく
思いますが、きっと行政が改革してくれることと思います。助け合いの気持ちでぜひ若い
人達も希望をもって年金納付していただきたいと思います。
老後の年金・遺族年金・障害年金などあると思いますが、自分のためと愛する家族の為
にも年金制度は大切だと思います。
私にとって毎回いただける年金は心の支えです。
私達家族が生活できたのは、周りの人の助けと年金制度のおかげだからです。
文章を書くのは得意ではありませんが、感謝の気持ちを伝えたくて書かずにいられませ
んでした。
この制度がより良い方向に改善され安心して生活できる場を作ってほしいと思います。

そのほか 優秀作につきましては こちらから

こういう作品を生徒さんに配ればどうですかと行って来ました。
年金払う時は憂鬱ですが いただきだしたら ありがたいそうです
我々国民年金ですが しっかり納めましょう
それだけでは不安な方は ぜひ 国民年金基金にもご加入ください 税金対策にももってこいですよ。


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