新聞読者の投稿にありました。
「母さん、おはようございます。今日も笑顔で過ごします。」
と、毎朝遺影に手を合わせるという85歳の女性。
48年前、子育てに奮闘している女性のところに、事あるごとに
駆けつけて助けてくれたお母様。
ある日、風邪をひいてマスクをして家事をしていた彼女に、
「マスクの予備はあるかい?」と聞き、予備のマスクに、
ムスカリの花と彼女のイニシャルを刺繍してくれたそうです。
濃いブルーのムスカリに若草色で葉を、濃いピンクでイニシャルを。
刺繍がとても嬉しかったこと。
そしてそのマスクを今でも大切にしまってあること。
ムスカリの色合いは優しいままで、手に取ると、お母様の
優しい笑顔が浮かび、心が温かくなるそうです。
高齢になられても、マスクを大切に仕舞われていることに
感動しました。
カモのお母さんは、子育て真っ最中。