あまり教訓めいたセリフばかりでは飽きを覚えますから(笑)、今宵は『冬のソナタ』からこんなセリフを選んでみました。このセリフは…。
サンヒョクがユジンに振られたショックで入院し、その姿を見たユジンはサンヒョクの元へ戻っていきました。それを認めたミニョンでしたが、今度はミニョンの方が壊れてしまい、キム次長に休暇をとる、と言って会社を休むことになりましたし、キム次長もミニョンのおかしな様子に、休みを勧めました。
その休暇中別荘近くの湖で釣りをしていたミニョンは、通りかかった男からチュンサンという名の少年がおぼれているのを助けた、という話を聞き、自分がチュンサンではないか、と調べ始めます。
一方休暇が終わっても一向に出社しないミニョンにいらつくキム次長は、受付嬢に理事から連絡はないか、と尋ねましたが、連絡はない、と聞かされ、休むのに味を占めたな、出社してきたらただじゃおかない、と言いました。その矢先、ミニョンがくたびれきった姿で現れましたから、驚いたキム次長は一体何があったんだ?、ミニョンに尋ねました。するとミニョンが、人探しを、と答えましたから、それを聞いたキム次長の言葉になります。そして、とにかくこの決裁書にサインしてくれ、と言ってミニョンに書類を渡しますが、すでに自分がチュンサンであることを知ったミニョンは、イ・ミニョンとサインするのを嫌い、また出て行ってしまいました。
第12話はユジンが去ってから壊れてしまい、いわゆるイ・ミニョンらしくないシーンが連続しますよね。その典型的なシーンがここですから、笑うところではないのかもしれませんが、このシーンのキム次長のセリフが何故か観るものを和ませます。
その『冬ソナ』、ホームテレビチャンネルが開局25周年記念で、テレ東が久々にBSでこの冬放送してくれてます。このセリフは完全に覚えるくらい何度も観てますから、どちらの放送もタイミングが合えばところどころかいつまんで観ているのですが、次はこう言うぞ、とわかっているのに、やはりおもしろいですね!