今宵は『偉大なショー』からこのセリフにしました。このセリフは…
スヒョンは突然高校中退すると言い出しました。ダジョンはその理由として、欲張りすぎたし、夢はWeb漫画家だから勉強はいらないからだと言いました。しかしそのことを聞いたダジョンはこの理由に不審を覚え、本当にそれが理由なのか、と尋ねた時、スヒョンの携帯にメッセージが入りました。その瞬間、スヒョンは会社できいたグループトークいじめの話を思いだし、ダジョンからスマホを取り上げました。果たしてダジョンは妊娠したことで、クラスメートからSNSを使った集団いじめに遭っていました。
スヒョンはなぜ黙っていたのか、とダジョンを叱りました。これに対してダジョンは誰にも迷惑をかけたくないし、自分が学校を辞めればすむことだから、といいました。そこでスヒョンは、立派な母親になるためにも問題から逃げないで堂々と立ち向かいなさい、とアドバイスすると、翌朝の登校にも付き添うとバスの中で、ダジョン、と言って声をかけると、こんなことを言いました。
「誤用されやすい言葉がある。"違う"と"間違い"、この二つは混同されやすい。違うだけなのに間違っているという人が多い。高校生の妊娠は勧められはしないけど、間違いじゃない。他人と違うだけ。」
この後更に続けたスヒョンの言葉がこのセリフになります。
これは人の持つ嫌な特徴を見事に言いはなった名セリフですね。本当にスヒョンの言う通りでして、人が持つこの基本的スタンスが様々なトラブルの元凶ですね。
その解決策としてスヒョンはその後もうまいこと言いますからご紹介します。
「攻撃されると自分が間違っている気がして、この先もずっと1人なのかと不安になる。しかしそう思う必要も心配する必要もない。あなたは間違っていない。」
※このセリフの和訳ですが、アマプラ版とU-NEXT版では訳が異なりますので、原語に近くなるよう一部管理人が加工しています。