ウジンを平身低頭で説得し、ようやく接待にこぎつけたジョンインでしたが、5000万円のキャッシュを持って帰るはずのウジンは手ぶらで帰ってきました。
ジョンインが腹を立てていると、相手側から振込がされましたが、それは2000円と、約束した金額とは異なりました。
足がつくから現金でと約束した上に、振込金額も少なかったことに激怒したジョンインは、紹介したソンエの元に乗り込むと、相手と直接連絡が取りたい、と詰め寄りました。
しかしソンエは一枚の紙を差し出すと、この受け取り証にサインをしてくれたら、残りの3000万円も払うそうだ、と言いました。不審を覚えたジョンインは、これはなにか?、と訊ねるとソンエは、一種の領収証のようなものだ、と答えました。
納得のいかないジョンインでしたが、とにかく残りの3000万円が必要でしたから、不承不承サインをしました。
このセリフは、ジョンインがサインをする様子を見ながらソンエが胸の中で呟いた言葉になります。