今日は『恋の始まりは出馬から~すべき就職はしないで出師表~』からこのセリフにしました。このセリフは…
セラは紆余曲折の末、マウォン区議会の議長に選出されました。ある日セラはポン議員の部屋を訪ね、一度議長室に案内する、と話しました。するとポン議員はセラに、議長席には慣れたか、と問いかけ、セラは、まだ緊張感が消えない、と答えました。これを聞いたポン議員の言葉になります。
以前「現状が安定してくると飽きます。」というセリフをご紹介しましたが、人は現状が安定して最初の緊張感が抜けてきますと、その安定にあぐらをかくか、もしくは変化を求めておかしな方向を向くか、いずれにせよポン議員の言うように、慣れが誤判断を招きます。組織が時折転勤や配置転換を命じたり、組織そのものを見直したりするのも、慣れに依る誤判断を事前に防ぐためなんでしょう。慣れ過ぎると、他人の土地を勝手に自分の土地だと主張していつの間にか我が物にするような判断を招きますので。