今宵は『赤い靴』からこのセリフにしました。各人の憎悪が絡みに絡み合うマクチャンドラマならではのセリフですね。
自分を国会議員に推しているのではなく、妻のヒギョンが国会議員になろうと企んでいることに気づいたクォン会長は、ヒギョンが着々と勢力を広めとうとう自分を名ばかりの会長職に追いやり、会社の実権を握ってしまったことに腹を立てていました。そこへヒギョンは更に国会議員への道も遮ってしまいました。そんなクォン会長が放ったヒギョンへの捨てセリフが今日のセリフです。
こういうシーンを見ますと、グリム童話に出てくる、ヒラメに変えられた王子とそれを助けた漁師、そしてそのおかみさんの話を思い出します。やはり飽くなき欲望というのは、果てることがないんでしょうか?身の丈をわきまえる、という言葉もあるのですが。