見学予定の5分前に事務所の扉を開けると
みなさんがTVの前にくぎづけの様子
ちょうど重賞競走のゴール前でした
「あ"~」
結果は残念でしたけれど
たくさんのかたで見守る風景は
温かな気持ちにさせてくれました
「では見学に向かいましょうか」
出てこられたのはびーさん
今まで何回もお世話になっていますので
これからの見学展開はじゅうぶん予想できる


CARROT:Baroness Thatcher15
Heart's Cry
「どんな順番で来ると思う?」
「予約の順番からいうと牝馬からだよね」
と思ったらA1厩舎バロネスさんからスタート
あれ?最初から違うやん(笑)

「440kgです」
「気性は少しずつ落ち着いてきましたね」
「えっ、ほんと?」

「いやーほんと気性だけですねー」
気性。気性。気性。
この短い見学の間に何度聞かされた言葉でしょう(笑)
担当のかたはそう言いながら彼をなだめつつ

見学の間はなんとか我慢をしてくれたようで
立ち上がったりとかやんちゃな様子は見せず
「最初は良いのですが、2ハロン目はがーっと」
「がーっと、ですね」
「まず短距離でしょうね」

短距離なハーツ
もしかしてダートだったりする?

「あとは気性との戦いですね」
「おお、最後まで気性かぁ…」
こうなったらバロネスさんには
稀少で記章な名前を考えることにしよう