京都 街の小さな葬儀屋さん

人と人との人間味溢れる絆を大切に日々生きていることを感じています。

いじめ、止められずごめん

2012-07-20 15:01:50 | 日記
お疲れ様です。今、京都では雷が鳴り雨も少し降っていますが、ムシムシして不快感ばっぐんです。

今朝の京都新聞社会面に、大津でいじめにより自殺した男子生徒の事が載っていた。
突然の死から9ヶ月。「いじめを止められなかった」という悲しみと後悔を今も胸に抱えつつ、学校側に「あもときのことを本音で話して」と問いかける。・・・と書かれていた。

いじめは絶対にあかん!!

いじめる方が絶対に悪い!!

小さい頃、学校に行けば先生の言う事を、家に帰れば親の言う事を聞くように育ってきた。
学校の先生は絶対だったし、叩かれている男子生徒もいたが、先生が愛情をもって叱っている事が、見えた時代だった。
親は威厳があった。

知り合いの若いお母さんが、うちは娘と友達みたいな関係で「生活全体が」・・・と言った言葉の後に、皆から若いお母さんだから姉妹みたいねと言われてるねん・・・唖然とした。

腐っても鯛は鯛(魚の王様)親からよく利いた言葉なんですが、親と友達は違う。
親の恩に報いる・・・親が元気なうちに親孝行せよとはよく言ったものです。だからといって、金品をあげたり、無理をして何かをする必要などないと私は思う。何も出来ない時は「いつもありがとう」と笑顔を見せてあげる事が大切なのでは。

友達は大切に、本当に何でも話せる親友が1人いれば、悲しい事や辛い事があっても必ず乗り越えていける。
人と人の絆は、本音でぶつからないと中々築く事は出来ないと思う。

この世で、何でも語り合える友が、守ってくれる人が、支えてくれる場所があったら・・・
自殺は減るのかな・・・

大津の中学校の生徒さん達の事もしんぱいです。助けようと思っても出来なかった子がいるかも・・・
一生、心の隅に残り消え去る事は出来ないかもしれないと思うと、どうが生徒さん達のこころのケアーを忘れないでほしいと、切に願わずにはいられない。

勿論、大切な子供さんを失ったご家族のグリーフケアーも絶対にひつようです。

私も仕事柄、、自殺で亡くなった方のお葬式も何回も担当させていただきました。
ケアーになっているのかわかりませんが、私に出来る事は、御遺族のお話しに心を寄せ、涙し、背中をさすり・・・
これから時間はかかるけど、少しづつ前を向いて歩いていけるように、想いを込めて・・・

本当にこの時代、生きて行くのが精いっぱいだと感じていますが、何があっても生き抜いていきましょう。
こんな時こそ私に出来る事をしようと決意しています。
お葬式の事前相談は勿論の事、どんなご相談にも私が今出来る事をして、人のお役に立てる人になりたいです。
よろずや相談室を開店しなければね。。。。。。


今日も全てに感謝の気持ちで。


心こそ大切


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