京都 街の小さな葬儀屋さん

人と人との人間味溢れる絆を大切に日々生きていることを感じています。

京都家族葬 花祭壇へのこだわり

2011-05-11 16:41:08 | お葬儀日記
梅雨の前の静けさでしょうか・・・
今日は一日  ですね。





京都の葬式・葬儀というのは、1200年余り前、都があったことから、お寺の本山が沢山あり、昔からご葬儀に多くの費用を掛けていたところです。

しかし時代の流れと共にご葬儀の様式も変わり、各町内で簡素化に取り組む所が多くなってきました。
京都でも今は家族葬が大変多く施行されるようになってきました。

大手の葬儀社様は、今までは高額な施行を沢山していましたが、今は大変厳しい状況です。
ここ3~4年の間に、家族葬ホールも随分増え、家族。親族が中心の家族葬が主流になってきました。
その中で小さな葬儀社はどの様な事に力を入れるのか?

当社では個人で経営していた頃より一番力を入れてきたのがお花祭壇です!
今までの様なカタチにとらわれることなく、白木の使い回しの祭壇を使わず、お花を中心に、ご家族の要望をお聞きし、故人様が歩んで来られた人生をお花で表現していくことに力を入れています。

お家の方からお好きだった花々を中心に色調などをお聞きし、故人様・御家族の立場を考え、一輪一輪の花を真心を込め花祭壇へと作り上げていきます。

ご家族の意見や想いを出来る限りお応えできる努力をしています。
ご家族の方が会場に来られた時の第一声はウァー綺麗・・・

その言葉を聞いた私達スタッフは、この仕事に従事して大変良かったと実感する一瞬です。
今のお客様は、葬儀に対し、知識をお持ちになられています。良いものは良い。
悪いものは悪い事をはっきりとおっしゃいます。

だからこそ、大手様のようなコンベアー方式なご葬儀をすれば、小さな葬儀社はすぐに廃業に追い込まれてしまいます。

私達スタッフは葬家様の心労を我がことのように感じ取り、精一杯ご家族をサポートさせて頂いています。
相手様が納得されるまで色々なお話をお聞きした後にご葬儀の内容に入ります。

小さな街の葬儀社にしか出来ないサービスが今後一層求められるのは間違いありません。

私達が思う花祭壇へのこだわり。これが良いのか悪いのかはお客様が判断される事です。
使い回しの白木祭壇で利益を上げている葬儀社とは違い、原価は沢山かかりますが、お客様が本当に家族の絆を感じ取れる花祭壇に力を注ぎ、精一杯の感謝の気持ちを持って、故人様の最終章を沢山のお花で、個性的にその方だけのオリジナル花祭壇を作り続けて行きたいと思います。

一輪の花に願いをこめて・・・  感謝
心こそ大切


葬祭センターメモリアル





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