京都 街の小さな葬儀屋さん

人と人との人間味溢れる絆を大切に日々生きていることを感じています。

家族葬

2009-04-23 11:49:30 | お葬儀日記
先日、あるご婦人がお供えのお線香を買いに来られた時の会話で、親しくしていた友人が亡くなった事を知らせて貰えなかった・・・これからお悔やみに伺おうと思っていますが、大丈夫でしょうか・・・と聞かれました。


特に昨今はよくある話だと思います。


家族葬でお葬式をされるのは、御喪家の希望なのでよいとは思うのですが、気を付けなければならない事が有ります。

・葬儀が終わり後で亡くなった事を知った方々が、お悔やみに来られ対応に疲れてしまう。

・親戚から「参列者を呼ばないのはとんでもない」と言われもめてしまう事がある。

・親しい友人から「なぜ知らせてくれなかったの」と不満を言ってくる。

・参列者を呼ばないつもりでいたが、告別式や通夜の予定が解かってしまって、参列されたが、租供養を用意していなかった。

・結果的には高くついた。


                


こうしたことを避けるには、大切な家族亡くし悲しみの中での余裕はないと思いますが、まず逝去のお知らせということで、事情(故人の遺志で)により家族葬で行うので、参列をご遠慮いただく旨を伝えることが必要です。FAXでOKです。


急なことでお知らせが出来なかった時は、後で(出来るだけ早い方が良い)ハガキでお知らせしてもOKです。


お葬式は人生最後の大切なセレモニーなんです。

家族を失う悲しみの時にいろんなことを考えるのは大変なことですが、心をこめて送るためにも、後悔のないようにしたいものですね。


今日の大切な一日に感謝
心こそ大切なれ
葬祭センター メモリアル










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