田中千野の水墨画。滋賀県の水墨画教室です!

JR 堅田駅草津駅,彦根駅,米原駅直ぐの場所の水墨画教室です。
描いて元気!飾って嬉しい!水墨画を一緒に楽しみましょう。

2020/03/28

2020年03月28日 | 日記

 

よく使う硯の集合写真を撮って見ました。


上段左歙州硯、中央雨畑真石、右側赤間硯。

中段左側歙州硯、中央端渓硯、右側端渓硯。

三段目左端渓新老坑、中央端渓新老坑。

大きさも形もいろいろあって楽しいです。

こうやって並べて比較すると石色の違いがよくわかります。


 次の写真は使用しての主観的評価です。


 どんな作品が画きたいのか?どの墨を使うか?どんな墨液を得たいか?を考えることで硯を選びます。

この頃の私の好みは上の画像です。

この頃和墨で日本の風景を画いているので上段右側の赤間硯をやたら使っています。
上段左の歙州硯も溶けるように墨が磨れます。

上段中央の雨畑硯もとても良く磨れますが、画よりも字に向いている目立てです。



犬と屋根

2020年03月09日 | 作品

 
 皆さまこんにちは、お元気ですか。
今年は風景画に力を入れたいと考えていて、滋賀県内をスケッチに出掛ける計画も立てていましたが、コロナの影響により断念しました。

でも描きたい気持ちは抑えきれないのでネットで見つけた画像を資料に描いています。
錆びたトタン屋根の建物と白い犬です。

はやくスケッチに出かけたいです。
せっかくの春だと言うのに。

赤間硯 玉川堂油煙墨 嵯峨紙


昭和な町角。 日常

2020年03月07日 | 作品


 皆さまこんにちは、お元気でしょうか。
今日は昭和の雰囲気が漂う町角を描いてみました。
外出はできないのでネットで見つけた風景写真を資料にしました。

あまり難しく考えずに印象的な部分だけをラフにスケッチ風に描きます。
筆と墨でスケッチをするような感覚でとらえます。

色を使うときは少し薄墨を混ぜると墨色とマッチします。
画面全てを塗るのではなく、ポイントを絞ったほうが良いと思います。

墨は玉川堂の油煙墨。硯は赤間硯です。
紙は滲みのある宣紙です。

あまりちまちまと書き込んでしまわない様に、筆は4センチくらいの穂の鼬毛のものを使いました。