特に木造校舎など、"現役木造学舎"などは皆無に近いほど見る事は無くなりました。私がやっきになってた頃(12~3年前)でも、其の数は本当に少なくて、偶に見つけたとしても「休校/廃校」もしくは解体された後・・と、言うような事も沢山ありました。
木造校舎はいずれ取り壊される運命である事は知っています。現役休廃校に関わらず現存する"木造校舎"を一校でも多く記録に残しておきたかったのですね。因みに「学舎/校舎(まなびや)」その物が少なくなってきている事は皆さんご存知ですね。やはり"子供の減少"が一番の理由です(生徒数が居ても木造校舎は耐震補強不足等の理由で鉄筋に建て替えられています)。
私も小学校2年生までは木造校舎でしたが、途中で移転に伴い鉄筋校舎に変わりました。
そこで「廃」の話なんですが。一時期「廃」がブームになりました。例えば"廃遊園地/廃家屋/廃ホテルや旅館/廃病院"・・・等々・・廃が付くのは皆どこか、驚しく、寂しく、暗く、陰湿、と、まぁ~こんなイメージがつきまといます。私も勿論"廃の付くもの"に明るいイメージは持ってないし、訪ねたくないが正直な気持ちです。
でも同じ「廃」でも「興」につながるモノは良いですね。要は未来に繋がる「興」です。そう言った意味では「廃校」は「興」に繋がっています。それはあの校舎達は長い間未来ある「子供達」を見守ってきてくれました。そんな木造校舎が例え「廃校」であっても明るいオーラを放っていますよ。だから私はそんな校舎を驚しいとは一度も思った事はないです。逆に破損してる校舎をみたら「可哀そうに・・痛かったね・・今までご苦労様。そしてありがとう・・」と言う気持ちでいます~(´艸`*)
と、言う事で今回も最後まで拝読頂き心から感謝です。
今度「休校」と「廃校」の違いをお話しさせて頂きますね。それではまた!!~(^^♪
※「廃」の反対語は「興」ですね。
【興】面白く思うこと。楽しみ。面白み。
詩経にいう詩のスタイルのうち、物に託して思いを述べる詩。
コウ・キョウ・おこる・おこすおこる。はじまる。さかんになる。たち上がる。
「復興・興隆・興亡・興敗・興奮・興業・興行・興国・再興・中興・勃興(ぼっこう)・作興・振興・興信所」《名・造》おもしろみ。おもしろく感ずること。おもしろがる。「キョウ」と読む。
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