今回画差し替えと動画添付しています。
『⇒ 何気に事務所の棚に目をやると一冊の単行本に気が付いた。
表紙をみると、アーカイブ文庫「金子みすゞ」と記されてる。
確かこの単行本はある月刊誌の付録についていた物で、何時か時間のある時にでも読んでみようと思いながら、今までそのままになっていた。
手に取り、ぺらぺらと数ページ開いて読んでみると・・あれ?この詩知ってる。どこかで聞いたことある。と、云う事で、過去耳にした記憶はあるのだ。
そう云えば、最近まで氏の作品「こだまでしょうか」が朗読されたTVCMが放映されていたのを思い出した・・
今日はこれで・・⇒こだまでしょうか (金子みすゞ)【日本の詩 朗読シリーズ】約1分
~こだまでしょうか~
「遊ぼう」っていうと
「遊ぼう」っていう。
「馬鹿」っていうと
「馬鹿」っていう。
「もう遊ばない」っていうと
「遊ばない」っていう。
そうして、あとで
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと
「ごめんね」って言う。
こだまでしょうか
いいえ、誰でも。
(婦人画報社 アーカイブ文庫 金子みすゞより参照)
“金子みすゞ”~童謡詩人で名前だけは知っていたが、此の方の「詩」は之まで、一度も読んだことがない。
※金子 みすゞ 1903年(明36)4月11日 - 1930年(昭5)3月10日)は、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人。享年26歳
金子みすゞの詩は長らく忘れられていたが、岩波文庫『日本童謡集』の「大漁」を読んだ詩人の矢崎節夫氏らの努力で遺稿集が発掘され、1984年(昭59)に出版されるや瞬く間に有名になった。
現在では代表作「わたしと小鳥とすずと」が小学校の国語教科書の入試問題(1985年国語第二問)に採用された作品もある。
また、このことをきっかけに地元長門市仙崎でも「みすゞ」の再評価が行われることとなり、みすゞの生誕100年目にあたる4月11日には生家跡に金子みすゞ記念館が開館。
みすゞが少女期を過ごした家を復元すると共に、直筆の詩作のメモなどが展示されている
1984年というと今から約37年前、ようやく全国的に陽の目を見る事になった。 読んで感じたのだが、現代に生きるワタシ達が失いかけている「魂」~そう・・人に対する「優しさ」や「思いやり」といった「心」をもう一度、思い出させてくれる作品だった。
どうです? 偶には一人で何か"詩集"朗読してみませんか~(^^♪
しかし、良いなぁ~読んでるうちに金子みすゞの生誕地「仙崎」を訪ねたくなった。春が来て暖かくなったら一度訪ねてみましょうか~(笑) ⇐』
追伸 其の後2017年(H29年)10月に”仙崎”周辺と
”金子みすゞ記念館”を訪ねました。
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