さて、本日は前回No728に続き「お酒のお話」をさせて頂きます。その前にお酒と同じ嗜好品である「タバコ」の事もお話しからさせて頂きます。
彼此、16~7年近く昔の話にりますが・・当時"禁煙"が社会の大きな話題になり始めた頃の話です。この傾向は日本だけでなく世界中がこのような動きでした。勿論根底には「健康を害する」が一番の理由ですね。
今でこそ、「飲食店内禁煙」「歩きタバコ禁止条例促進」「会社内禁煙」「公共施設全棟禁煙」「電車バス飛行機等の交通機関車両禁煙」「町や公園の灰皿撤去」「分煙」「喫煙マナーの徹底」が当たり前になっていますが、当時まだまだ歩きタバコや喫煙OKの飲食店も数多くありました。
※懐かしいお店 勿論閉店していましたが錆びた古いタバコの販売機がありました。
当時は私も「愛煙家」だったので、肩身の狭い思いをした事を覚えています。禁煙の声が上がるにつれて、タバコの価格も値上がりだしました。因みに当時のタバコの値段は280~300円位だったと記憶しています。※現在(2021年改訂)では国産たばこ580~600円だそうです。
そんな風潮の社会でしたので、此処で『タバコ=心身の健康を害する』の図式が成立しそうな気配を感じました。それならいっそ非喫煙者になった方が楽だと思い、2005年春から禁煙をスタートしました。これが私の「禁煙」を始めるきっかけです。でも思う程、事はそうそう簡単には行かず何度も挫折の繰り返してやっとこさ本物の「禁煙者」になりました~(´艸`*)
で、此処から本題のお酒のお話です。
昨今、インターネットやニュース等でアルコールが絡んだ事件/事故(交通事故・窃盗・最悪命に関わる事件)そして心身に重大な健康被害(内臓疾患・アルコール性認知症・依存症・ストレスや鬱等の精神疾患)が増加したと言われます。これって『タバコ=心身の健康を害する』と全く同じですね。
背景にはコロナ過による経済悪化・各家庭の収入減・旅行を含む外出規制・イベントコンサート等の娯楽規制やらで、ストレスによる飲酒が根源だと言われております。
確かに、在宅ワークで外出する事なく一日家に閉じ籠っていればストレスも溜まりますね。
『酒は百薬の長 されど万病の元』
適量のお酒は人間関係を円滑にしてくれますが、逆に呑み過ぎると争いや体調不良に発展する事も多々あり、下手すれば死に至る事もあります。この言葉通り酒の飲みすぎは全ての病気の元にもなりますよ。という意味ですね。
コロナ過でストレスや数多くの問題を抱え、疲弊した 心のままアルコールを飲めば、飲酒量も増える事は容易に想像できます。正に『されど万病の元』...を誘発する状況なのかもしれませんね・・・
私も毎日晩酌を欠かしませんでした。缶ビール毎晩350mlを2~3本。精神的に何か面白くない一日を終えた時などは、5~6本以上は呑んでいた事もありました~呑む人から言わせると酒量自体は驚くほどそう多くは無いと言われます。
2月の検査でγGTP値も65(過去120記録)でした。只「休肝日」を全く取っていない事の方が大問題らしく、それは明らかにアルコール依存初期らしいです。因みに厚生労働省が発表するアルコール推奨量は一日、20g(ビールだとアルコール度5%500㏄一本)になりますから、それだと、私の場合缶ビール350㏄2~3本は少し量が多いですね。おまけに休肝日無しの状態でしたからね・・(>_<)
と、言う事で『タバコ・お酒=心身の健康を害する』の言葉から私の「禁酒/断酒」はスタートしました。
今月4月10日で禁酒60日になりますが、その間一滴もビールは口にしていません。それでも夕方家に帰ると少し飲酒欲求はあります。これって習慣なんでしょうねぇ~(;一_一)~うへへ~
思い出した!そう言えば、このまま休肝日も取らず呑み続けてたらいつ重度になってもおかしくないと、脅しをかけられました~比べる訳ではないですが、インターネットの情報や医療関係者の話を聞いてると、数値1000超え何てざららしく、中には2000超えの方も珍しくないそうです。
アルコール依存症は病気です。どうか皆さん温かい目、そして温かい気持ちを持って心のエールを送ってください。
辛い思いを抱きながら一所懸命に断酒に励んでおられる方が大勢居られます。どうか皆さん頑張ってくださいね!!!私もエールを送る事しかできませんが、一日も早く病が改善される事、心より祈っておりますよ~<m(__)m>
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