今まで、どれくらいの数の「休/廃校」と遭遇しただろう?・・地図を見ながら記憶の糸を辿って数えてみた。
大方、去年一年だけで12~3校だろうか?それまでの物を合わせると50は軽く越えていると思う・・
「休/廃校」は地図には載っていない。その殆どは「まぐれ」「偶然」と言った具合に、「偶然の遭遇」に成る訳で・・判り易く云えば、ODの延長線上に遭遇すると云った方がいいかも知れない・・
「学び舎」・・・どんなに集落が小さくても、其処には必ず「学び舎」は存在している・・いや、今では、存在してた。
平成の大合併が、去年で全て終わり、この統合/合併で「地名」は勿論、「母校」も無くされた方も多勢居られる。 その「休/廃校」の殆どは再利用されるものは少なく、当然「再開校」されるものも無い。
悲しいかな~何れ取り壊される運命にある。事実、校門と校庭だけが残り、更地になった学校跡も今まで数多く見てきた・・
誰も居ない、寂れた校庭に一歩足を踏み入れると、はしゃぐ子供たちの声が何処からとも無く聴こえてきそう・・校庭の片隅には、必ず大きなサクラの樹や卒業記念のレリーフが在り、時には「金次郎像」にも遭遇する事も在る・・
この「金次郎君」~今までどれくらいの子供達を見送ってきたのだろう?いつかは誰も居なくなる校庭を想像していたのだろうか?
何気に金次郎君を見上げると、やっぱり淋しそうな表情をしている~でも、何時か必ず子供たちの声が聴こえて来る事を願っているようにも見えます・・
さて、皆様~何時か帰省した際「母校」を訪ねてみ下さね~もし「休/廃校」になっていても、母校跡には校門と大きな桜・・そして金次郎像に会えたら、優しく頭撫でて励ましてあげて下さいね~ヾ(^^ )