袋を開封して、一枚口に入れた・・「パリッ!・・ボリボリ・・」~w(°o°)w おおっ!!美味いではないかぁ~!!これは当時の「味」なのかぁ~!! いやいや・・私が味覚を忘れているだけで、このような「味」だったのかも知れない~それとも時代と共に改良されてきたのかも・・・(笑
・・そっ!一枚口にほうばったのは前田製菓の「あたり前田のクラッカー」だ~
このタイプは当時「大」と「小」の二種類が発売されていた。「大」の方には、お湯で溶かすコンソメの素のような「スープ」が付いていた。因みに値段は「大」30円・「小」20円だと前田製菓の人に伺った~(笑
1962年(S37)~1968年(S43) TBSテレビ系列で全国放送されたヒット番組“藤田まこと・白木みのる”のコンビが演じるバラエティー「てなもんや三度笠」~その番組のメインスポンサーが「前田製菓」だった。
このロゴマークが懐かしい~一枚食してみて、当時はもっと固くパサパサしていたように思っていたが、何の!何の!少しシットリした食感で、私的には現在でも充分通用する味だ。包に記されているように“3時のおやつ”は勿論、薄味だからチーズやイクラを乗せてビールのツマミにも合いそうだ~(笑
「あんかけの時次郎」演じる「藤田まこと」が、あのお堂から出てきて「オレがこんなに強いのも“あたり前田のクラッカー”~!!」と言う台詞を発し、懐から「前田クラッカー」を差し出すシーンのCMで人気商品になった。
当時小学校低学年の私は、母に「あたり前田のクラッカー」を買ってとねだったのを覚えている。そう言えば「オレがこんなに強いのも“あたり前田のクラッカー”~!」は、学校でも真似る児童がいて、流行っていたなぁ~(笑
このタイプの商品も同時期に発売されていたらしいのだが、私はやはり四角いタイプの方が馴染がある~因みに当時の価格は20~30円だと伺った
時代は21世紀・・こうして時を超えて未だに愛される「ロングセラー商品」が健在なのは嬉しいですね~因みに「てなもんや三度笠」は「財津一朗」や「てんぷくトリオ」も出演してたなぁ~特に財津一朗の「・・・チョーダイ!」や「ヒジョウーにキビシィー!」の流行語も、当番組がきっかけとなったらしい~(^。^)
『追伸 少し前の話なるが、山仲間との酒の席で昭和30年~40年代に流行った「物」の話しがでた。そのときに「前田製菓」の話が出てきて、今もあの会社はあるのか?との話題がきっかけとなり、検索してみると現存している事が分り、早々に商品を取り寄せてみた。食してみて美味しかった。現在でも充分通用する「味」だ・・只、当時の味かどうかは定かでないが・・やはり時代と共に少しづつ改良されていってるのかもしれないなぁ~まぁ~何れにしても昭和の古き良き時代を、一時堪能出来た事は嬉しい出来事だった~(笑)』